|
ナムコ、PS2「鉄拳5」、 |
価格:7,140円
株式会社ナムコは、3月31日に発売を予定しているプレイステーション 2用3D対戦格闘ゲーム「鉄拳5」の最新情報を公開。今回は、ロード中遊べるゲームとして「スターブレード」が登場、エクストラコスチューム、そしてアーケード版「鉄拳」、「鉄拳2 ver.B」、「鉄拳3」が遊べる「アーケードヒストリー」などの情報をお届けしよう。
■ ロード中に遊べる「スターブレード」
まず、「鉄拳5」本編を起動する際のロード中に遊べるお楽しみとして、アーケード版「スターブレード」のワープまでが遊べることが判明。グラフィックをパワーアップしてあり、鉄拳ファンはもちろん、UGSF(連邦宇宙軍)ファンにもうれしい要素といえる。
'91年に登場した業務用「スターブレード」は、無限遠投影システムによる広大なスペースワールドの表現、4チャンネルステレオによる空間を感じさせるサウンドなど、新機軸を多数投入したレールシューティングゲームの金字塔といえる作品だ。
【スターブレード】 | ||
---|---|---|
多数のUGSF(連邦宇宙軍)ファンを生み出した、シリーズ第1作。大画面による迫力と、迫りくる敵機を撃ち落す爽快感が好評を博した |
すべてアーケード版の仕様に準拠しているため、「鉄拳3」の家庭用オリジナルキャラなどは登場しないし、家庭用移植にあたって変更された場所なども反映されていない。データのセーブにも対応していない。
【アーケードヒストリー】 | ||
---|---|---|
「鉄拳」、「鉄拳2 Ver.B」、「鉄拳3」それぞれをきちんと収録。基盤ならではのサウンドの再現も楽しみ。データのセーブには対応していない |
タイトル画面 |
基本操作が「鉄拳」のものとは異なり、○ボタンがジャンプ、×ボタンがキック攻撃、△ボタンがガード、□ボタンがパンチ攻撃となっているのが特徴。ジャンプは2段まで可能で、L1ボタン+△でデビル化および解除もできるようだ。攻撃する相手はロックオンすることで攻撃が追尾するようになり、ターゲット変更もL2、R2ボタンで行なえる。
PS2「鉄拳4」の「TEKKEN FORCE」から、ステージのパズル要素やギミックなどが盛り込まれており、さらにアクションゲームとしての完成度を向上させたものになりそうだ。
【DEVIL WITHIN】 | ||
---|---|---|
画面左上にライフゲージ(水色)、その下はデビルゲージ、フォースの値が表示されている。右にはマップ、コンボカウンターなどが表示 | ||
オリジナルキャラクタも多数登場 |
「デビル化」も可能。デビル化すればビームも発射できる! |
高低差のあるマップ画面。ジャンプを駆使したり、パズル要素のあるステージも用意されている |
まだまだある家庭用オリジナル要素、次は、著名クリエイターによる、「エクストラコスチューム」だ。デザインを手がけたクリエイターと、担当キャラクタは以下のとおり。
以上、6名の著名クリエイターが、オリジナルのコスチュームを11キャラクタ分デザインしたという。家庭用でしか見られないオリジナルコスチューム、なかなか粋な計らいといえるのではないだろうか?
今回、永野 護氏といのまたむつみさんがデザインしたアンナ、仁、凌暁雨(リン・シャオユウ)の3つのコスチュームが公開された。永野氏といのまたさんにコメントをいただいたので、合わせて掲載する。
・永野 護氏からのコメント
「3」の家庭用でオリジナルコスチュームをデザインしたときは、ホワホワのゼブラカラーにしてみたんだけど、今回のアンナは1Pが赤、2Pが青という、初登場のときのカラーに戻ったイメージだったので、エクストラカラーはそのどちらでもない黒をメインにしてみました。
専用のマイトアトラス(『ソウルキャリバー』シリーズのアイヴィの固有技)コマンドの新技とかも考えてみたんだけど、入んないんだろうな~(笑)。
【アンナ(デザイン:永野 護)】 | ||
---|---|---|
スタッフの方から、「シャオはぜひお願いしたい」といわれて、まずシャオから作り始めました。お気に入りのパンダちゃんルックでホワホワな感じ。仁は自分でこういうタイプの服は着たがらないと思うんだけど、シャオに無理やり着せられたというイメージです。
最初に上がったのはシャオだったんですが、スタッフの方に「このホワホワどうしよう」て言われたので、「仁は変えよう」と思っていたら、次の日に「いい表現方法が見つかったので、大丈夫です!」と連絡が。「それなら大丈夫だ」と思って仁のデザインを提出したら、「面積が違う! 困ったなぁ」と言われてしまってちょっとアセりました。
シャオの腰に下げている和田どんちゃんも、最初はどんちゃんだけだったんですが、色身とかを「太鼓」チームにチェックしてもらって、結局かつちゃんも入れることになりました。背中のパンダリュックは、口の部分はペイントになっているぐらいのイメージだったんですが、モデルを作っていただいたデザイナーさんががんばってくださって、アップリケっぽい処理になっているのがかわいいですよね。
【風間 仁(デザイン:いのまたむつみ)】 | |||
---|---|---|---|
【凌暁雨(デザイン:いのまたむつみ)】 | |||
---|---|---|---|
■タイムリリースキャラクタ紹介Part2
アーケード版では時限式で登場したタイムリリースキャラ。PS2版にも当然登場する彼らを紹介していこう。
【ブルース・アーヴィン】
三島 一八の私設部隊で多くの実績を残した、ブルース・アーヴィン。
21年前、一八が三島 平八に敗れると、ブルースは私設部隊を後にした。
その後各国の部隊を転々とし、現在はサバイバル技術指導教官として働いていた。
そんなある日、ブルースは「The King of Iron Fist Tournament 4」に、死亡したと思っていた一八が出場していた事を知る。
そして平八亡き三島財閥が「The King of Iron Fist Tournament 5」を開催するということも。
幾多の戦場を渡り歩いてきたブルースの肌は、大会に潜むきな臭さを敏感に感じ取っていたが、同時に抑えきれないほどの好奇心が沸いてくるのだった。
「いいかげん退屈していたところだ。久しぶりに三島財閥のお遊びに付き合ってやるとするか」
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
三島 平八の忠実なるペット、クマ。
「The King of Iron Fist Tournament 4」で、とうとう打倒ポールを実現したクマ。
しかし、幸せは長く続かなかった……平八が死んでしまったのだ。
しばらくの間、悲しみに暮れるクマだったが、三島財閥が大混乱に陥っている事を知ると、三島財閥を救うことこそが自分の平八への忠誠を示す手段だと思いついたのだった。
「(救う)ガウ!」
しかしクマが三島財閥本部に辿りつくと、既に混乱は収束した後だった。
「ガ、ガウ?」
クマは警備員に本部から追い出され、とぼとぼと山に帰るしかなかった。
その後、三島財閥が「The King of Iron Fist Tournament 5」を開催することを知ったクマは、三島財閥を取り戻すため、大会出場を決意する。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
凌 暁雨のペット兼ボディーガード、パンダ。
「The King of Iron Fist Tournament 4」での様々な出来事で、すっかり元気を無くしてしまった暁雨。
そんな様子を心配するパンダは、何とか暁雨に以前の元気を取り戻して貰おうと必死に考えた末、「消息不明の風間 仁と会えば、暁雨はきっと元気になるはず」という結論に至った。
そしてパンダは思いつく限りの手段で仁の行方を追ってみたが、そう簡単には見つからなかった。
そんなある日、パンダの所に暁雨が嬉々とした表情で飛び込んできた。
「パンダ! 私ね、『The King of Iron Fist Tournament 5』に出場することにしたの。だからね、パンダ。また力を貸して」
理由はよくわからないが、暁雨が元気になるのなら……と、パンダはついていくのだった。
【巌竜(がんりゅう)】
かつて史上最年少大関として脚光を浴びた関取、巌竜。
ミシェール・チャンにふられた過去も良い思い出となった現在。
巌竜はハワイにて相撲部屋を開いていた。
ある日、「The King of Iron Fist Tournament 4」のビデオを観ていた巌竜は、その中に若き日のミシェールそっくりなジュリア・チャンの姿を見つけ、年甲斐も無く再び一目惚れしてしまった。
そして、ジュリアが三島財閥から「森林再生プログラム」を取り戻そうとしている事を知る。
そこへ飛び込んできた「The King of Iron Fist Tournament 5」開催の知らせ。
「おおっ、なんという偶然!大会に優勝して『森林再生プログラム』を取り返してあげれば、ジュリアちゃんはワシにベタ惚れ間違いなしでごわす!」
こうして、大会出場を決意する巌竜、時に55歳であった。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
樹齢2000年の樫の木から作られたという修行用の人形、木人。
2年前、突如として動き出した木人は、闘神が風間 仁に倒されると同時にその活動を終えた。
再び博物館に戻された時、木人の顔は心成しか微笑んでいるように見えたという。
そして今、強大な力を持った何者かの存在を感じ取った木人は再び動き始める。
……果して木人が、その務めを終える日は来るのだろうか?
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
(C)1994 1995 1996 1999 2001 2004 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED.
※画面は開発中のものです。
□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□「TEKKEN OFFICIAL」のページ
http://www.tekken-official.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://namco-ch.net/
□製品情報
http://namco-ch.net/tekken5/
□関連情報
【2月18日】ナムコ、PS2「鉄拳5」、
オープニングムービー後編配信開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050218/tk5m.htm
【2月10日】ナムコ、ゲームシェアリングも体験可能!
PS2「鉄拳5」、PSP「ナムコミュージアム」店頭体験会を開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050210/tk5mn.htm
【1月21日】ナムコ、PS2「鉄拳5」最新情報!
段位システム、カスタマイズモードなどを公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050121/tk5.htm
【1月12日】ナムコ、PS2「鉄拳5」、
オープニングムービー前編配信開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050112/tk5.htm
【1月7日】ナムコ、PS2「鉄拳5」発売日、価格を決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050107/tk5.htm
【2004年12月17日】ナムコ、PS2「鉄拳5」
オリジナルモード「鉄拳ADV(仮称)」を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041217/tk5.htm
【2004年11月19日】ナムコ、アーケードの興奮をそのままに
PS2「鉄拳5」来年春発売予定!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041119/tk5.htm
【2004年11月12日】ナムコ、AC「鉄拳5」11月16日より稼動開始
ゲームと連動する携帯サイト「TEKKEN-NET」も開設
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041112/tekken.htm
【2004年9月2日】「第42回アミューズメントマシンショー」
ブースレポート ~ナムコ編~
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040902/namco.htm
【2004年7月6日】ナムコ、AC「鉄拳5」プライベートショー開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040706/tk5.htm
(2005年2月18日)
[Reported by 佐伯憲司]
GAME Watchホームページ |
|