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スクウェア・エニックス、「FF XI」2月下旬アップデート内容の一部を公開
“失われた神都”「アル・タユ」が遂に秘密のヴェールを脱ぐ

2月下旬アップデート予定



 株式会社スクウェア・エニックスは、2月10日、MMORPG「ファイナルファンタジー XI」(FF XI)におけるアップデート予定内容の一部を公開した。アップデート実施日は2月下旬が予定されている。

 アップデートの予定内容は従来ではプレイオンライン内の「開発部だより」にて紹介されていたが、今回からは公式サイトのトップページにその場を移している。公式サイトでは先月末から数日おきに新情報が少しづつ公開されており、この流れはアップデート実施日まで続くものと見られる。

 なお、今回の情報公開に関してメーカー側から提供された素材は、画像が16点のみである。画像に関する説明文等は一切無いため、必然的に筆者のプレイに基づく推理・期待が入り交じった記事内容となっている点を最初に断っておきたい。


■ シチュエーションそのものが謎である“失われた神都”「アル・タユ」

見渡す限りの幻想的な空間である。相変わらず同社のセンスの良さが伺えるビジュアルである
 2月下旬のアップデート内容は、まだすべてが公開されているわけではないようだが、いずれにしてももっとも大きなポイントとなるのは、新エリア“アル・タユ”の実装だろう。

 “アル・タユ”とは、FF XI拡張データディスク第2弾「プロマシアの呪縛」向けの追加エリアだ。その名はプロマシアミッションの第2章4節において、初めて伏線的に登場する。ネタばれになってしまうので詳細は控えるが、ミッション中盤である第5章以降には、より現実的な存在としてストーリーに直接関わってくる。

 “アル・タユ”はかつては楽園として栄華を誇っていたものの、何らかの理由によって崩壊。現在では“失われた神都”として、その存在すらヴェールに隠されていた。しかし今回の情報公開によって、いずれは冒険者が実際に足を踏み入れられることが判明した、という筋書きらしい。

 エリア内の景観は紫を基調としており、いかにもFF XIらしいなんともいえない幻想的な空間である。現在は知的生命体が活動している形跡がなく、崩壊した橋がそのまま放置されている事からもそれは伺える。見渡す限りの広大さということもあり、まるでヴァナ・ディールの表世界から数千年単位で忘却された大陸、という第一印象だ。

 写真のサムネイルをクリックしてじっくりと見てもらえればわかるが、“アル・タユ”の空には六角形をした模様が無数描かれている。そしてもうひとつ大きく気になるのが、中枢とおぼしき建造物から上方へ直線的に向かう一筋の光。さらにエリア内の大半が水面に覆われている点も含め総合的に考えると、“アル・タユ”とは結界によって守られた海底都市エリアのように思われる。

橋が崩れ去ったままの状態で放置されている。アル・タユはかつての栄華を忍ばせるものの、長期間人は訪れていない雰囲気だ

建造物から遙か上空に向かって、光筋が一直線に伸びている。冒険者はこの光筋を通ってアル・タユへ侵入するのかもしれない

ちなみに、これはトゥー・リアへの転送装置を使用した瞬間。天空のトゥー・リア、海底のアル・タユという予測は的中するだろうか? 水面の色が微妙に違う点に注目してほしい。今にして思えばトゥー・リアも、時間の経過による景観の移り変わりが実に見事に表現されていた

赤い線は何らかの結界だろうか? 青い扉の通行時は、「青水晶」と似たようなキーが必要となるのかもしれない

 そしてFF XIコアユーザーの中で、“アル・タユ”の景観から“トゥー・リア”を即座に連想しない人は恐らく居ないだろう。“トゥー・リア”とは、FF XIの拡張データディスク第1弾「ジラートの幻影」の最終盤にて侵入可能となる、天空に浮かぶ島である(厳密にはリージョン)。

 “トゥー・リア”はその幻想的な景観もさることながら、アライアンス規模の戦力を必要とするトリガー形式のHNMとのバトル、そして強力無比なレアアイテムが多数待ち受けている。そのため、裏世界“デュナミス”と並んで、FF XIコアユーザーの人気が高い、ボーナスステージ的な場所として知られているのだ。

 それだけに、“トゥー・リア”と近い位置づけ連想させる“アル・タユ”に関しては、まだ見ぬ新たな強敵とのアツい戦いに胸を躍らさずにはいられない。プロマシアミッションは、ストーリーが進む度に新たなエリアが少しづつ展開されるが、上記の理由から“アル・タユ”は、これまでとはまるで次元が違う期待感をプレーヤーに抱かせているのだ。エリアへの侵入には、高難易度のプロマシアミッション実装分を総て制覇せねばならないのか? といった謎はまだまだ尽きないが、“アル・タユ”は今後の展開がもっとも気になるエリアであることだけは間違いない。

トゥー・リアとアル・タユは、拡張データディスクにおける最大の山場という意味で近い位置付けにある。ジラートミッションに挑戦していない冒険者はこの機会に是非 トゥー・リアにおけるトリガー形式のHNMは、古代中国で東西南北を司る「四神」を由来としている。ドロップアイテムの性能が良く、今でも人気の高い狩場だ

一見、召喚獣“ガルーダ”に近い身なりだが、よく見ると明らかに違う生態系であることがわかる エイのような大きな尾ひれが特徴的なモンスター。海にちなんだモンスターということもあり、やはり“アル・タユ”は海底に存在するのだろうか

すでに新装備を着たNPCがタブナジア地下壕にいることを考えると、新装備のルーツの多くはタブナジア群島にあると見て間違いなさそうだ
 続いては、同時期に導入が予定されている、新装備のグラフィックを一部紹介しよう。これらの中では、恐らく侍用とおぼしき武者鎧風のデザインが新鮮である。それ以外に関しては、基本的に既存装備品からディテールを変更したものが多いようだ。

 こうやって導入予定のグラフィックを公開するのは、いちプレーヤーとしては期待が持てるが、しかしその一方で、ゲーム内における実際の入手難易度がいったいどの程度なのか、不安な気持ちも捨てきれない。

 たとえば「プロマシアの呪縛」の発売から約5カ月が経過した現在においても、“シャイル装束”及び“バローネ装束”の胴体部分を装備している冒険者を、筆者は未だに見たことがない。噂を聞く限りでは、全サーバーを含めても数着しか存在しないような、凄まじくレア(=入手難易度が高い)なアイテムになってしまっている。今回公開された新装備もそれらと同じようなケースであるとは限らないが、より多くの人が“新要素”を享受できる仕様であることを願いたいところだ。

和風の武者鎧を基調としながらも、FF XIらしいファンタジーの雰囲気も感じさせるデザイン。やはり侍専用の装備品となるのだろうか 胴体部分のみは“ロードキュイラス”にて実装済だが、他の部位は初めて導入されるグラフィック。外見が派手なだけに、シリーズで統一できるのは嬉しい

一見魔道師風かと思いきや、脚と足部分は身軽な動作にも適しそう。もしかすると意外なジョブが装備可能となるのかもしれない オーソドックスなデザインのローブだが、サイドを始めとした豪華な刺繍が特徴的。今回公開された中で一番値が張りそうな印象

恐らくはモンク・忍者・侍が装備可能となるであろう新たな胴着。合成時にどのような素材を必要とするのか、あれこれ考えるてみるのも面白い ハーネス系の新タイプ。前回のアップデートで飛躍的に広まった“スコピオハーネス”と、人気を二分しそうなグラフィックだ

(C)2002-2005 SQUARE ENIX CO.,LTD All Rights Reserved.

□スクウェア・エニックスのホームページ
http://www.square-enix.co.jp
□「ファイナルファンタジーXI」の公式ページ
http://www.playonline.com/ff11/home/index.html
□関連情報
ファイナルファンタジー XI連載〜ヴァナ・ディール定点観測〜
http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/rensai/ff11ren.htm
【1月19日】スクウェア・エニックス、インテル発表会に「FF XI」をデモ出展
未実装の新エリア“アル・タユ”を初公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050119/altaieu.htm
【12月9日】スクウェア・エニックス、「FF XI」10〜12月分のアップデートを実施
RMT問題はゲーム内のシステムを変更することで抑制
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041209/ffup12.htm
【12月1日】スクウェア・エニックス、「FF XI」開発便り10〜12月号を公開
業界大手が遂にリアルマネートレード対策へ乗り出す
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20041201/ffup12.htm

(2005年2月10日)

[Reported by 川崎政一郎]


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