|
コーエー、短時間で手軽に遊べる爽快アクション |
価格:5,040円
シリーズで初めて2Dグラフィックスを採用した戦闘画面 |
GBA用「真・三國無双アドバンス」は、同社がプレイステーション 2やXbox、PSPで発売している「真・三國無双」シリーズの流れを組むタイトル。シリーズ最大の魅力である、複数の敵をなぎ倒す爽快感を継承しながら、初めて2Dグラフィックスを採用した作品となる。プレーヤーは、操作する武将を見下ろす視点でプレイする。
ゲームモードは、魏・呉・蜀の3勢力から1つを選び、それぞれのシナリオが展開していく「無双モード」と、クリアしたステージを自由に繰り返しプレイできる「フリーモード」、3種類の特殊な条件下で記録を目指す「チャレンジモード」の3つ。いずれも従来のシリーズ作品にあったもので、ファンにはおなじみの内容となっている。
ゲームはPSP用「真・三國無双」と似たシステムで、「移動パート」と「戦闘パート」の2つに分かれている。まず「移動パート」では、ボードゲームのようなパネルマップが表示される。敵味方の進軍状況を見ながら、自分が操作する武将を敵軍がいるパネルへ移動させると、「戦闘パート」に移行する。また援軍などの各種イベントも、このパートで発生する。
「戦闘パート」は、前述のとおり、見下ろし視点でのアクションゲームとなる。敵を倒すか、戦闘を離脱することで、再び「移動パート」へと戻る。「戦闘パート」1回のプレイ時間は数分程度。「移動パート」では、いつでもデータをセーブできるので、短時間でも十分にプレイできる。
三国志の武将が多数登場するのもシリーズの魅力だが、本作では初期状態で9人の武将が選択可能。さらにゲームを進めていくことで、使用できる武将が増えていく。武将ごとに異なるアクションが用意されており、通常攻撃のほかに、威力の高い4種類の「チャージ攻撃」と、必殺技の「無双乱舞」が、シンプルな操作で使用できる。
また各武将は、プレイを進めるごとに経験値や新たな武器を得ることで成長していくが、本作では新たに「能力装着システム」という新要素が追加された。これは敵を倒すことで得られる「能力ポイント」で任意の能力を強化できるというもので、短時間で急激に能力を高められる。ただし敵から攻撃を受けると能力が失われることがあるため、敵の攻撃を受けないよう戦うという、これまでとは違った緊張感が味わえる。
サウンド面では、シリーズで人気のロック調のサウンドをGBAで再現。20曲の新曲が収録されている。また戦闘シーンでは、各武将の音声も用意されている。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
上から各3枚ずつ「移動パート」、「戦闘パート」の夏侯惇、許チョ、孫尚香のシーン。孫尚香は「無双乱舞」の発動シーンと思しきシーンも見られる。2Dグラフィックスになっても、シリーズの伝統や基本的なシステムは確かに受け継がれているようだ |
□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「真・三國無双アドバンス」のページ
http://www.gamecity.ne.jp/smusougba/
□関連情報
【1月14日】コーエー、GBA「真・三國無双アドバンス」を3月発売
任天堂と提携し販売は任天堂が担当
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050114/musou.htm
(2005年2月9日)
[Reported by 石田賀津男]
GAME Watchホームページ |