価格：5,040円

　株式会社コーエーは、同社の看板ソフトに成長した「真・三國無双」のゲームボーイアドバンス版を3月24日に発売すると発表した。価格は5,040円。同時に任天堂株式会社と販売業務提携を結び、同作品の販売は任天堂が行なうことを明らかにした。

　「真・三國無双」はプレイステーション 2用ソフトとして発売され、人気に火がつき一気に同社の看板タイトルのひとつにのし上がった。1作目では約1kmのフィールドを舞台に2,000人にもおよぶ兵士達がぶつかり合う。バサバサと敵を斬り捨てていく爽快感がユーザーの支持を得た。シリーズ各作品の「猛将伝」や「戦国無双」など世界はどんどんと広がっている。

　PS2ではすでに3作品が発売ずみで、まもなく4作目も発売される。また、PSPではすでに発売されている。ニンテンドーDS用ソフト「真・三国無双(仮称)」も開発が進められており、昨年開催された「ニンテンドーワールド Touch! DS」でもプロモーション映像が流されていた。

　リリースでは「シリーズの特長である『敵軍団をたった一人でなぎ倒す爽快感』をゲームボーイアドバンスで実現し、さらに本作ならではの様々な要素を搭載することで、短時間でも手軽に楽しめるゲーム性を追求します」としている。ハードウェアスペックの問題から、これまでのシリーズ作品のように3Dで描くことが難しいと思われるが、どういったグラフィックスや操作感を実現するのかが注目される。

　また、任天堂と販売業務提携を結んだことで同社は「両社は同ソフトの流通やセールスプロモーション展開においても包括的な提携を行ってまいります」とコメントしている。

(C)2005 KOEI Co., Ltd.

□コーエーのホームページ
http://www.koei.co.jp/
□ゲームシティのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/

(2005年1月14日)

[Reported by 船津稔]

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