価格：5,980円

ゲームと同時発売される「ワンハンドルコントローラ USB版」

　株式会社アンバランスは、タイトーの人気鉄道シミュレータ「電車でGO! FINAL」のWindows版を、12月17日に発売する。価格は5,980円。対応OSは、Windows 98/Me/2000/XP。また、同時に「電車でGO! ワンハンドルコントローラ USB版」も発売する。価格は8,980円。

　「電車でGO! FINAL」は、鉄道シミュレータ「電車でGO!」シリーズの最新作で、タイトーから5月に発売されているPS2版からWindowsへの移植版となる。アンバランスでは、'99年3月より同シリーズのWindows版を発売してきており、シリーズ最新作となる「FINAL」もついにWindows版が発売される。

　収録されている路線は、同シリーズの中でも人気の高かった山手線(全駅)、中央線(東京～高尾)、大阪環状線(全駅)、東海道線(京都～神戸)の4路線。旧作で収録されている路線だが、グラフィックは美しくリファインされており、よりリアルな景色が楽しめる。

　さらに本作では「音」もリアルになっている。電車のモーター音やインバータ音をはじめ、さまざまな効果音や発車メロディーにまでこだわり、再現性はシリーズ中最高という。

　ゲームとしては、新たに「車掌乗務モード」が追加されている。このモードでは、車掌として、ドアの開閉や車内放送をコントロールすることができる。プレーヤーが「運転手」と「車掌」に分かれての協力プレイも可能となっている。

　ほかにも、初心者向けに基本ルールや操作方法を教えてくれる「入門ダイヤ」システムや、アイテムを使用してプレイを補助できる「エンジョイモード」を実装。上級者向けには、定時到着や定位置停車、定通ポイント、定速ポイントなどを連続で成功させることで連鎖ボーナスが入る「チェイン・システム」を搭載しており、初心者から上級者まで、繰り返しプレイして楽しむことができる。

　また、ミュージアムでは、ゲーム中で使用している電車などのCGモデルや実写画像、そして実写映像のムービーを収録するなど、まさに鉄道ファンに捧げる1本といえるだろう。

限定1,000本で発売されるゲームとコントローラのセット

　アンバランスでは、「電車でGO! FINAL」の発売に合わせて「電車でGO! ワンハンドルコントローラ USB版」を発売する。これは、これまでに発売されたWindows用「電車でGO!」シリーズすべてに対応している、電車のハンドルを模したコントローラ。PCとの接続はUSB接続。

　また、このコントローラとゲームソフトのセットも発売される。価格は、それぞれの合計より2,160円安い12,800円。1,000個限定での発売となっているので、コントローラとセットで欲しい人は早めに予約した方がいいだろう。

(C)TAITO CORP. 1996,2004

□アンバランスのホームページ
http://www.unbalance.co.jp/
□製品情報
http://www.unbalance.co.jp/dengo/final/
□関連情報
【4月26日】タイトー、PS2「電車でGO! FINAL」
限定版と、本作の魅力を紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040426/gof.htm
【2月27日】厳選した路線をリファインして収録、車掌業務も!
タイトー、PS2「電車でGO! FINAL」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040227/den.htm

(2004年10月19日)

[Reported by 滝沢修]

GAME Watchホームページ

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