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ナムコ、描いたパックマンがそのまま登場!!
NDS「パックピクス(仮称)」

ほのぼのタッチで描かれたパックマン。紙切れに封印されているということらしい
発売日:未定

価格:未定

今作のゲームフィールドはこの本の中。プレーヤーはこの本の中で敵となるゴーストたちと戦うことになる
 株式会社ナムコは、ニンテンドーDS用タイトルとして、「パックピクス(仮称)」を開発中。発売日、価格などは未定。

 「パックピクス(仮称)」は、E3 2004にもプロトタイプが出展された「自分の描いた絵が瞬時に画面の中で動き出す」という、ニンテンドーDSのタッチパネル液晶ならではの要素を取り入れ、さらに「ゲームフィールドに描いたものがゲームの中に影響を与える」という点が大きな魅力となっているソフト。E3版から絵本風の画面へと変更され、より具体化してきていることが感じられる。

 基本的には、パックマンを動かしてゴーストたちに重ねることで「食べる」という、シリーズ伝統のルールにのっとったものなのだが、本作では“パックマンを一筆書きの要領でタッチパネル上で描くことで、その描いた形そのままのパックマンが画面に出現、パックマンが口のある方向へと瞬時に動き出す”という点が大きく異なる。

【一筆書きの方法】

 さらに、パックマンを直接操作することはできないが(パックマンの体をタッチすることで動きを抑えることは可能)、パックマンの進行方向に線を引くことで、それに触れたパックマンを線の終点方向へと90度の方向転換をさせることができる。このことによって、パックマンをゴーストの位置まで誘導し、どんどんゴーストを食べさせるように仕向ければOK。

【方向転換】

【スクリーンショット】

 具体的に明かされているのはここまでなのだが、E3で記者が体験したかぎりでは、これだけでも十分新鮮味のある体験をした。パックマンの大きさは自由で、大きなものをかけばまとめてゴーストを食べられるし、今回明らかになったのは、複数のパックマンを同時に展開してもOKということ。これから明かされる情報で、さらに具体的なゲーム像が見えてくると思うが、「描いたものが即座にゲームキャラクタとして活躍する」様は、今までにない斬新さが十分ある。続報を楽しみにしたい1作といえるだろう。

【スクリーンショット】
新たに登場した上画面。アイテムが登場し、上画面の扉がカギマークの付いた解除可能な扉に変化すると、パックマンが「鍵」を取れば扉が開く。パックマンを上画面へと誘導し、アイテムに重ねればアイテム取得
たくさんのパックマンを描けば画面にもたくさん登場(左)したり、大きなパックマンを書いてもOK(右)


(C) NAMCO LTD.

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□ナムコチャンネルのページ
http://www.namco-ch.net/
□製品情報
http://www.namco-ch.net/pac-pix/
□関連情報
【5月14日】【Electronic Entertainment Expo 2004現地レポート】
「ニンテンドー・ディーエス」対応タイトル詳報
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040514/nds2.htm

(2004年10月1日)

[Reported by 佐伯憲司]


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