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SCEJ、色彩鮮やかな日本美とファンタジーの融合 |
価格:未定
とことんこだわりぬいた、グラフィック表現は美しいの一言 |
「GENJI」は、日本の歴史・文化、そして英雄をテーマとしたアクション・アドベンチャー。雅で色鮮やかな平安時代を舞台とし、プレーヤーが操作するのは“義経”と“弁慶”。2人の史実とファンタジーの世界を融合した究極の日本美を表現(ネオジャパニーズファンタジア)している。
色彩表現と並ぶもうひとつのこだわりは、“殺陣”を取り入れた剣術アクション。数多くの時代劇で活躍している殺陣氏、清家三彦氏監修のもと、見ていて“カッコイイ”と感じる殺陣の動きを演出している。
また、岡本吉起氏、清家三彦氏以外にも美術監修・キャラクタデザインに雨宮慶太氏、作曲に高梨康治氏、オープニング・イベントムービーはCG界の大御所である「白組」を起用。各界を代表するスタッフが集結し、最高のエンターテイメント作品を追求している。
プレーヤーは義経、弁慶のどちらかを選択してゲームを進めていくのだが、選択したキャラクタによって同じステージでも進むルートがことなる。例えば、高低差のある場所では、義経ならばその身軽さを活かして軽快なジャンプで進ん行くが、弁慶の場合は壁などを破壊しながら突き進むと言った感じで、各キャラクタの身体的な特徴を活かしてクリアするギミックがステージの随所に盛り込まれているという。
妙業寺門を飛び越える義経に対して、弁慶は門を破壊して通り抜ける |
平氏に見栄を切る義経。挑発により敵は一瞬怯むが、即座に形勢を立て直す。その場の状況によって敵の行動に変化が起こる |
敵キャラクタ(平氏)も単なる斬られ役ということではなく、それぞれに異なった思考を持っていてプレーヤーの状況に応じて戦術を変えてくる。気合を入れ隊列を組んで襲いかかってくる平氏や、臆してしまいプレーヤーとの間合いを計って距離をとろうとする平氏など、様々なタイプの思考が戦いの緊張感を作り出している。
「弁慶にはひとりひとりかかっても敵わないかも……では一斉に切りかかろう!」とする平氏。「どれだけかかってきも、負けない」と見栄を切る義経。このように双方が明確な意志を持ち、状況に合わせて行動を変化させていくという。
舞うような動きで、優雅に平氏を斬り払う義経 | ||
一斉に襲いかかる平氏に対して、一振りで平氏を倒す弁慶 |
妖怪ヌエ。「平家物語」、「源平盛衰記」にも登場する妖怪。「和」、「色彩へのこだわり」というビジュアル表現コンセプトに基づき、雨宮慶太氏がデザイン |
【鞍馬山】 | 【妙業寺】 | 【その他】 |
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【登場人物】 | ||
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【源九郎義経】 | 【武蔵坊弁慶】 | 【静御前】 |
源氏の数少ない生き残りのひとり。常人を凌駕する動きで敵を翻弄する。初期装備は二刀剣 | 義経に忠誠を誓う剛力無双の僧兵。力強く豪快なスタイルで群がる敵を一蹴するほどの豪腕。初期装備は棍棒 | 史実では義経に愛された京の白拍子。本作では非常に重要な役割を持つ人物 |
【スクリーンショット】 | ||
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□プレイステーションのページ
http://www.playstation.jp/
□製品情報
http://www.playstation.jp/scej/title/genji/
□関連情報
【9月10日】SCEJ、「新作ソフト発表会」開催
「ワンダと巨像」、「GENJI」を初公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040910/scei.htm
(2004年9月29日)
[Reported by 志賀康紀]
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