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【東京ゲームショウ2004】TGS2004イベントレポート ~セガ・サミー編~ |
会場:日本コンベンションセンター(幕張メッセ)
入場料:1,200円(前売1,000円)、小学生以下無料
セガブースステージラストのイベントは「セガラリー2005」。コースを自動生成するという「ラリー」ファンにはたまらない新システムを採用し、注目を浴びているタイトルだけに、ギャラリーも多数ステージ前に集結。それでは、イベントの内容をレポートしよう。
■ 谷口氏「絶対欲しくなってもらえる仕掛けを用意している」
谷口プロデューサー。「歴代『セガラリー』の要素は裏切っても期待は裏切らないので期待してほしい」とのこと |
「セガラリー」は来年2005年をもって、10周年を迎えるということで、「今は言えないが、絶対欲しくなってもらえる仕掛けを用意している」という。発売は2005年を予定。
■ セガ・サミーブースのラストは[H.]ライブ!
そして引き続き、「セガラリー2005」の楽曲を提供する、[H.]によるライブが行なわれた。カリスマボーカル、光吉猛修氏(今回もボーカルとキーボードを担当)を筆頭に、「セガラリー」初代からのナンバー「Ignition」の流れるなか、メンバーがステージに登場。
hiro師匠(キーボード)、福山光晴氏(トランペット)、そして前回のJAMMAショーの告知通り、幡谷尚史氏(ベース、「スペースチャンネル5」シリーズや 「セラニポージ」など)と、現在アメリカ在住の瀬上純氏(ギター、「ソニックヒーローズ」など)が登場。メンバーが揃ったところで、「セガラリー2005」より「Ignition The 2nd Generation」の演奏となった。
[H.]のライブがTGSで行なわれるのは、初めてのこと。光吉氏のメンバー紹介に引き続き、「セガラリー2005」セガラリーでは、「今ステージに立っている5人は全員曲を提供する」とHiro師匠のMCがあった。
「セガラリー2005」の中から、ライブ用ロングバージョンのメインテーマと、もう1曲が続けて演奏された。うなるブラスがラリーのイメージにぴったり、砂埃を巻き上げて大地を疾走するような力強いイメージの曲だった。
キーボード担当、Hiro師匠 | ボーカルとキーボード担当の光吉氏 | トランペット担当、福山氏 |
ゲストの幡谷氏はベースを担当 | これまたゲストの瀬上氏。もちろんギター | 更にゲスト、ボーカルのムッシュ吉崎氏が登場 |
前回のライブ(第42回JAMMAショー)に足を運んだ人は記憶に新しいと思うが、セガとサミーが合併したことを受け、[H.]のライブでもサミーに関連した楽曲をやろうということで、パチスロ人気機種「北斗の拳」よりアニメ主題歌「愛をとりもどせ!!」が演奏された。
そして今回は、何とそのボーカルご本人の登場となったわけだ。ムッシュ吉崎氏と光吉氏によるダブルボーカルによって、「愛をとりもどせ!!」が熱唱された。イントロから、ムッシュ吉崎氏の「アタタタタァ!」にはやられた。この熱気には、偶然セガ・サミーブース前を通りかかった人も、足を止めて聴き入っていた。
またムッシュ吉崎氏からは、'84年10月発売より20周年の「愛をとりもどせ!!」をトランスヴァージョンとして10月20日に発売するとのお知らせもあった。カップリング曲は、「ユリア…永遠に」となっている。
最後に、[H.]ライブの最後を飾るのに恒例となった感のある「愛が足りないぜ」でグランドフィナーレを飾った。こちらも、ムッシュ吉崎氏と光吉氏によるダブルボーカルで聞かせてくれた。前回にも増して、まさかこんなに驚かせてくれるとは思わなかった、そんな印象深いライブだった。
光吉氏は今回もキーボードを担当。前回のように緊張は感じられない見事な弾きっぷり | ムッシュ吉崎氏より、CD発売の告知が行なわれた。C/Wは「ユリア…永遠に」 | ダブルボーカルの熱い1カット。男らしいというとなぜかセガっぽいという感じがする |
(2004年9月26日)
[Reported by 河本茉澄]
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