|
タイトー、PS2「ラクガキ王国2 魔王城の戦い」 |
会場:ビックカメラ有楽町店、新宿店
Tシャツ姿で登場した佐藤氏。左は1時間喋りっぱなしだったプロデューサーの井上氏 |
先に行なわれたビックカメラ有楽町店のイベントでは、まずプロデューサーの井上治氏が登場。続けて佐藤氏が登場し、佐藤氏がサイン会を行なっている横で、井上氏がゲームの紹介をするという、豪華な取り合わせのイベントとなった。
会場には青いTシャツにリュックを背負った、ラフな格好で登場した佐藤氏。それまではサインを待つ行列もなく、ひっそりとした雰囲気でスタートしたイベントだったが、佐藤氏が席について色紙を手に取ると、途端に人だかりができあがった。
それもそのはず、スタッフには「サインは苦手」と話していたという佐藤氏は、サインだけでなく、色紙1枚1枚にその場でイラストを描くという大サービス。鉛筆で下書き、色鉛筆で色づけと非常に丁寧な上に、来場者の注文どおりのキャラクタを描いてくれるとあって、偶然通りかかったという人も我先にと行列に加わっていた。
「ラクガキ王国」のイベントとして行なわれたサイン会だが、「となりのトトロ」など、スタジオジブリの作品に携わってきた佐藤氏だけに、「トトロを描いてほしい!」というファンも多かった。その要望にも佐藤氏は快く応じ、色鉛筆の味わいのあるイラストを次々と描いていた。
約1時間のサイン会の中では、佐藤氏が何か話をすることはなかった。しかしイベントに来場したファンとは何度も言葉を交わし、終始笑顔を浮かべていたのがとても印象的だった。
ゲームや映画作品とは違った味のイラストを描いた佐藤氏。ファンもみな満足そうな笑顔 | ファンからの注文に応じて描くものが変わるので、「今は何を描いているの?」と、周囲の来場者も覗き込む | ソフトの発売キャンペーンということで、その場で封を切り、ディスクにサインを求めるファンも |
(2004年9月23日)
[Reported by 石田賀津男]
GAME Watchホームページ |
|