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タイトー、PS2「スパイダーマン2」。稀代の“スパイダーマン”フリーク |
価格:7,140円
株式会社タイトーは、大の「スパイダーマン」ファンで知られる東京スカパラダイスオーケストラの大森はじめ氏を同社に招き、9月30日に発売されるプレイステーション 2用「スパイダーマン2」をプレイしゲームについて語るというイベントを開催した。
東京スカパラダイスオーケストラの大森はじめ氏がどれほどのファンかというと、「スパイダーマン」関連のコレクションが当然のように部屋からあふれ出してしまい、自宅の他に専用の倉庫を借りてしまったほど。それも「かなり大きな倉庫を借りたので、まだ溢れてないです」とサラリと言ってのけてしまうほど。ちなみに映画「スパイダーマン」のDVD-Videoで、フラッシュ・トンプソンの吹き替えは大森はじめ氏が務めている。
大森氏によれば、スパイダーマンのファンになったきっかけはコミックだという。ヒーローなのに壁にペッタリ張り付いて移動するなど「ダサカッコイイ?」ところが魅力的に写ったという。また、「正義の味方は体ひとつで戦わなくてはいけないと思う。スパイダーマンは特殊能力と言っても俊敏だったりそれほどすごくなくて、そういった身近で人間くさいところが魅力」とスパイダーマンについて語った。
映画「スパイダーマン2」については、「1作目よりストーリー性も高く、CGも向上していてよくなっていると思う。それにトビー・マグワイアがよりピーター・パーカー (スパイダーマン) に近づいている。1作目を超えた出来に仕上がっていてすごく嬉しい」とコメント。
ここでPS2版「スパイダーマン2」をプレイすることに。大森氏は、格闘ゲームやアクションゲームをプレイする、けっこうなゲーム好きということで、それほど違和感なくゲームに入り込んでいった。スパイダーマンのアクションに「おもしろーい!」を連発。プレイ後の感想としては、「もうちょっと操作に慣れたいですね。慣れたらもっと楽しくなると思う」とかなりハマリこんだようだった。
スパイダーマンの動きについては「“ウェブスイング”でビルの合間を飛んでいるところとかスパイダーマンらしい動きが再現されている。細かく研究されてますね。敵を殴るシーンなどは、腕の伸びきった動きとかアメコミ特有の誇張された動きとかイイですね」とかなりお気に入りな様子。“スパイダーマン”についてはかなりのこだわりがある大森氏だが、自身のこだわりを100%としてこのゲームがどれほどスパイダーマンの動きを再現しているか訪ねられたところ「いまプレイした感じでは100%再現されていると思う。スパイダーマンになりきれる」とべた褒め状態だった。
また、この「スパイダーマン2」は制作当時のニューヨークをほぼ完全再現しているという。というのもニューヨークを舞台にした映画を完全再現するために、ゲームでもニューヨークを完全再現することにしたのだという。この点については「6月にアメリカツアーに行ったのだが、滞在した場所などに (ゲーム内でも) 行ってみたいな」とコメント。「このゲームにはそういった楽しみ方もできるよね」と続けた。
大森氏は東京ゲームショウ2004の3日目となる9月26日の12時に、タイトーブースでPS2版「スパイダーマン2」の魅力を語るステージイベントに出席する。気になる人はタイトーブースに訪れてみてはいかがだろうか。
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「スパイダーマン2」のページ
http://www.taito.co.jp/d3/cp/spider-man2/
□関連情報
【7月9日】「スパイダーマン 2」公開記念クラブイベント開催。PS2「スパイダーマン 2」の試遊台も出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040709/spider.htm
(2004年9月14日)
[Reported by 船津稔]
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