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「SEGAROCKS LIVE IN JAPAN」、 |
会場:東京竹芝・SHIBAURA CLUB HOLIDAY
ルーク氏のギターソロにはやられっぱなしだった |
同アルバムを制作するにあたって集められたスペシャルユニット「SEGAROCKS」のメンバーは、Vo.に渡辺直樹氏(Cherry氏の隠しダマ)。G.ルーク篁氏(元聖飢魔II)、Key.イトウシンタロウ氏(ZONEなどに楽曲を提供)、B.寺沢功一氏(RIDER CHIPSで活躍中)、Dr.に小柳“Cherry”昌法氏(元リンドバーグ)という布陣。2日に渡辺氏の地元仙台でもライブを行なったこともあり、スタートからステージ度胸満点の立ち上がりとなった。また、ロックサウンドファンからすれば、それぞれお気に入りの実力派アーティストたちのスペシャルユニットだけに、会場もややヒートアップ気味。
トップは「GO!GO! セガラリー(セガラリー2)」で開幕した。さらに、「Burning Hearts~炎のAngel(バーニングレンジャー)」と一気に続けてハードなボーカルで会場を魅了。メンバー紹介の後、「PHANTASY STAR III MAIN THEME(ファンタシースターIII)」、そして「セガガガ・マーチ(セガガガ)」、「A LULLABY (クロックワークナイト)」と、盛り上がりは絶好調。
ここから、MCをルーク氏にスイッチ。インストサウンドの洪水が始まった。「PLANET PLALMA(ファンタシースター)」、「THE END OF THE MILLENIUM(ファンタシースター~千年紀の終わりに)」、さらに「ネームレジスト(ソニックブーム)」、「IN THE BLUE SKY(電脳戦記バーチャロン)」と、ロックアレンジが冴え渡る曲ばかりを並べ、思わず取材を忘れて聞き入ってしまうほどであった。
渡辺氏が復帰したMCでは、「ひょっとしたら年末、このライブのDVDが出るかもしれない!」と爆弾発言が飛び出し、会場のノリはさらに頂点へと向かった。「播磨体操第一(ああ播磨灘)」、誰でも知ってる名(?)曲の「セガサターン、シロ!(セガサターンテーマ)」でマニアのハートもがっちりキャッチした後、メロディがかなり盛り上がる「未来へと続く空(ビクトリーゴール96)」と畳み込んだ。
これで本日のメニューは全て消化……というわけもなく、ほどなくアンコールの手拍子で復帰した渡辺氏から「アンコールはCD化されてない曲を」ということで、「Let's Go Away(デイトナUSA)」!! 光吉氏のボーカルとはまた異なった、新たな「Let's Go Away」は新鮮味たっぷり。さらに、このメンバーが集まるきっかけとなった曲であろうDeep Purpleの名曲「Smoke On The Water」。ハードロックサウンドファンにはたまらないアンコールとなった。
曲が終わっても鳴り止まないアンコールの手拍子……一度は袖に下がったメンバーたちが、再び舞台へと姿を現わす。「東京最高!!」と渡辺氏が続けたのは、なんと「セガガガ・マーチ(セガガガ)」! トリにこの曲をもってくるあたり、それぞれのファンへの配慮が感じられた(?)。なぜかといえば、入場時にこの曲の歌詞カードが配られていたのだ。「セ~ガ♪」と始まる大合唱に、ライブの一体感はより強まったに違いない。
終わった後、楽屋で見たメンバーのすがすがしい顔が印象的なライブだった。
□ウェーブマスターのホームページ
http://www.wave-master.com/
□「SEGAROCK」の公式サイト
http://www.wave-master.com/segarock/
□「SEGAROCKS LIVE IN JAPAN」のページ
http://www.wave-master.com/segarock/live.html
□関連情報
【8月10日】ウェーブマスター、セガを愛するロッカー達のライブイベント
「SEGAROCKS LIVE IN JAPAN」を開催
セガモバにてチケットプレゼント&待受け画像DLサービス
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040810/sega.htm
【5月19日】セガBGMにROCK魂を注入!
「SEGAROCK」Vol.1、2を6月9日に発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040519/s_rock.htm
(2004年9月4日)
[Reported by 佐伯憲司]
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