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UKゲームショウ現地レポート

Game Stars Liveレポート Activisionブースレポート
「DOOM3」や映画関連タイトルなどを出展

9月1日~5日まで開催(現地時間)

会場:ExCeL London

■ 「DOOM3」~ハイスペックマシンで実際に体験!

 ついに8月初旬に発売され、日本でもサイバーフロントから日本語マニュアル付き版が早々に発売されるなど、世界的に好調なセールスを見せている「DOOM3」。このヒットを受けて、Game Stars LiveのActivisionブースには「DOOM3」特設展示コーナーが設置され、イギリスのFPSファン達のたまり場となっていた。

 今回も完全に暗室化された真っ暗な部屋ではあるものの、お馴染みのシアター展示ではなく、来場者が実際に「DOOM3」のマルチプレーヤー対戦が楽しめるような体験コーナーとして提供されていた。

部屋は完全暗室+赤い照明という異様なライティング状態。プレーヤー達はヘッドフォンを装着してプレイに夢中


 部屋に設置されたマシン達は最新CPUと最新グラフィックスカード、サラウンド対応の高機能サウンドカードを搭載したハイスペックPCであったため、「DOOM3」の対戦をかなりハイクオリティで楽しめるようになっていた。

PCゲームがそれほど盛んでない日本でも注目のタイトルとして取りざたされている「DOOM3」。NVIDIAの“DOOM3 GPU”こと、GeForce 6600シリーズが発表され、さらにヒートアップ中 ゲーマー用キーボードメーカーZboardからは「DOOM3」プレイ専用キーボードも発売された


□Zboardのホームページ
http://www.zboard.com/
□「DOOM3」のページ
http://www.doom3.com/


■ 「STAR WARS BATTLEFRONT」

 ルークやダースベーダーのようなヒーローやアンチヒーローになるのではなく、スターウォーズ世界の最前線(バトルフロント)で戦う一兵士になることを体験するゲーム。

 ゲームシステムは基本的には敵を撃破することを目的とした3Dアクションシューティングゲーム。視点は一人称と三人称が随時切り替え可能。敵兵ユニットや敵兵器を撃破するごとに、敵戦力ゲージからそのコスト分を減らすことができ、敵戦力ゲージをゼロにすれば自軍の勝利となる。自軍が撃破されればもちろん自軍の戦力ゲージが減る。プレーヤーだけでなく、コンピュータ操作される味方と共に戦うのは、シングルプレーヤーながらもMMOな雰囲気が味わえて新鮮だ。

 戦場はホス、エンドア、タトゥイーン、ジオノシス、カミノ、ヤビン、ナブーといったシリーズでお馴染みの惑星を含む全10カ所。登場軍勢は旧3部作から反乱軍と帝国軍、新3部作からは共和国クローン軍、分離主義ドロイド軍の4種類。登場武器はブラスターライフル、ロケットランチャーなどのスターウォーズ世界でお馴染みのものが30種類以上。登場兵器はAT-ST、X-Wing、スピーダーバイクなど、地上兵器と空中兵器が合計25種類+α。

 プラットフォームはPS2、Xbox、PC。英国での発売時期は2004年9月21日。日本でも10月7日に発売される。

いずれもオンライン対戦に対応。PS2はネットワークアダプタ、XboxはXbox Liveに対応、PCはインターネット/LANに対応


□「STAR WARS BATTLEFRONT」のページ
http://www.lucasarts.com/games/swbattlefront/index.html


■ 「X-MEN: LEGENDS」~X-MENのアクションRPGが登場

 最近は映画でも大活躍のアメコミヒーロー「X-MEN」だが、この「X-MEN: LEGENDS」は映画ではなくてコミックをゲーム化した作品。

 悪の権化マグニトーは地球を隕石で覆い、四季を消滅させて「終わらない冬」を呼び込もうとしていた。この悪の陰謀に立ち上がったのが我らがX-MENというわけだ。

 ゲームスタイルはアクションRPG。最初はウルヴァリンでスタートし、クエストをクリアしていくことで味方のX-MEN(超人)が増えていく。ただし冒険に同行できるのは4人までで、プレーヤーが操作できるのは1人のみ。ただし、オーダーチェンジで操作キャラクタを切り替えることはできる。また、マップ中のキャラクタチェンジポイントにて、任意の4人へ冒険参加メンバーを変更できるシステムになっている。

 全身凶器男のウルヴァリン、天候(温度、湿度)を操れるストーム、短距離瞬間移動が可能なナイトクローラーなどなど、説明するまでもなく、それぞれのX-MENには特有の特殊能力が備わっている。ゲーム中にはただひとりの能力だけでは突破できないトラップが要所要所に仕掛けられており、こうした障害に対してプレーヤーは機転を利かせてキャラクタ交代を行ない、特殊能力を上手く使いわけて謎を解き明かしていく。

 戦闘はリアルタイムアクションゲーム風に展開。戦闘に勝利したりイベントをクリアしていくことでそれぞれの特殊能力を強化していくことができ、複数の超能力を組み合わせたりすることもできるようになる。

 英国での発売時期は2004年秋。プラットフォームはPS2、GC、Xbox、N-Gage。

2人同時プレイにも対応。2人のプレーヤーが互いに協力しあってシナリオを進めていくことができる。クリアまでの平均プレイ時間は25~30時間だそうだ


□「X-MEN: LEGENDS」のページ
http://www.x-men-legends.com/


■ 「SHREK2」~マイク・マイヤーズとエディーマーフィ競演の3DCG映画が早くもゲーム化

 同名映画のゲーム化作品。シュレック、プリンセス・フィオナ、ドンキー、猫、クッキー人形などのお馴染みのキャラクタを操作してシュレックワールドを冒険する。

 基本システムは三人称視点の3Dアクションゲームのスタイルを採用。攻撃、ジャンプなどのアクションを駆使し、敵を倒したりトラップを回避したりして進めていく。

 冒険には最大4人のキャラクタが参加でき、プレーヤーが操作できるのはそのうちの1キャラクタ。あとの3キャラクタはプレーヤーが操作しているキャラクタのあとを付いてくる。操作キャラクタは随時ボタン操作で切り替え可能。それぞれのキャラクタには特殊能力があり、一団の行く手を阻む障害には、操作キャラクタを切り替えて、特殊能力の連携で挑んでいくことになる。たとえばシュレックは怪力、クッキー人形はジャンプ力に長けているので、壁をシュレックで破壊し、破壊した先の高い台座にはクッキー人形で登る……といったようなコンビネーションで謎を解いていくわけだ。

 映画には出てこなかったロケーションのステージもあり。映画特有のキャラクタ同士のギャグシーケンスも満載。シュレックシリーズのファンならばきっと満足できる内容だ。

 プラットフォームはPS2、GC、Xbox、PC、GBA。

登場キャラクタのモデルの品質は良好。アクションも映画に出てきた各キャラクタのイメージをそのまま再現した感じになっている



■ 「Shark Tale」~魚CG映画の最新作が早くもゲーム化

 欧米では10月公開予定、日本では2005年春公開予定のフル3D-CG映画「Shark Tale」のゲーム化作品。

 PIXARのフルCGアニメの「ファインディング・ニモ」が舞台を海底とし、登場人物を魚達にしていたが、「Shark Tale」も同様に海底が舞台で魚達が主要登場人物になる。

 大ボラふきの主人公の魚「オスカー」がついた嘘が大きくなりすぎて収拾がつかなくなっていくドタバタコメディのストーリーを、本作では忠実にオムニバス・ゲームのスタイルに仕上げている。

 サメに追いかけられるチェイスシーンは、「あっち向いてホイ」的なワンキー反射神経ゲームになっており、海底に着いてからのダンスシーンは音楽に合わせてジョイスティック操作をしていく、いわゆるダンスゲーム風になっている。海底に沈んでいる難破船の探検シーンでは、チョウチンアンコウのサーチライトに見つからないように進んでいかなければならないスニーキングアクション風のゲームになる。

 プラットフォームはPS2、GC、Xbox、PC、GBA。発売時期は未定とされているが、高確率で映画公開と同時発売となる見込み。

「Shark Tale」は「Shrek」シリーズを手がけたDREAMWORKSが制作し、声優にウィル・スミスやロバート・デ・ニーロを起用していることでも話題となっている作品だ



■ 「TONY HAWK'S UNDERGROUND2」~2大プロスケーターがゲームで激突?

 プロスケーターTONY HAWKに加え、同じくプロスケーターのBAM MARGERAまでもをフィーチャリングした人気スケートボードゲームの最新作。

 プレーヤーはTONYチームに所属する新米ボーダー。BAMチームとの全面ボーダー戦争に巻き込まれていく。

 ストーリーベースで進行するシングルプレイのキャンペーンモードの他、自由に街の中を滑り歩けるフリーモードもあり。

 英国での発売は2004年秋を予定。プラットフォームはPS2、GC、Xbox、PC、GBA。

看板の左がTONY HAWK、右がBAM MARGERA


□Activisionのホームページ
http://www.activision.com/
□Game Stars Liveのホームページ
http://www.gamestarslive.co.uk/
□関連情報
【5月14日】【E3 2004】Activisionブースレポート その2
Activisionの2大FPSはどちらも黒山の人だかり!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040514/acti.htm

(2004年9月4日)

[Reported by トライゼット西川善司]


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