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ライブドア、MMORPG「Shadowbane」サービス中止
7月31日 サービス中止予定
「Shadowbane」は、集団PvP(対人戦)に重点を置いたファンタジーMMORPG。米Wolfpack Studiosが開発し、アジア圏での発売元は香港のEn-Tranz Entertainmentが担当、日本国内での販売と運営をライブドア(旧オン・ザ・エッヂ、旧エッヂ)が行なってきた。2003年2月よりβテストを開始、同年6月27日より正式サービスを開始していた。 今回のアジア圏におけるサービス中止は、アジア各国でライセンシング、運用、管理などを一括してきたEn-Tranz Entertainmentが、投資会社による資本引き上げに伴って破綻することになったことが原因としている。 「Shadowbane 日本語版」は日本語版クライアントでありながら、日本サーバーではなく香港に設置されたサーバーをアジア圏の各国で接続し、日本人同士は日本語でコミュニケートしながらも、他国の人同士もそれぞれの母国語でチャットできるという変則的なスタイルを採用している。その大元である香港のEn-Tranz Entertainmentの全業務が停止ということは、すなわちアジア圏のサーバーがすべて運用停止となることを意味する。変則的な運営体制が、「Shadowbane」の魅力の1つであったと同時に、仇となったといえるのではないだろうか。 今後の予定は、6月1日よりプレイタイムの販売が中止され、未使用のプレイタイムの返金対応を開始する。また、有効なアカウントを持つプレーヤーには、同日よりサービス停止まで無料となり、7月27日と28日にはイベントを開催する。7月31日には「Shadowbane」の全サービスを停止、8月1日からホームページ上にてサービス停止の告知を行ない、8月31日の返金対応終了をもって、公式ウェブサイトも閉鎖される。 未使用のプレイタイムコードの返金などの取り扱いについては、公式ウェブサイトの「シャドウベイン≪アジア≫ サービス中止のお知らせ」を参照してほしい。
(2004年6月1日) [Reported by 滝沢修]
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