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ICM、「World Cyber Games 2004」の正式種目を発表 |
「World Cyber Games」は、韓国SAMSUNGグループが主体となって年に1回開催されているオンラインゲームの世界大会。2000年から数えて今年で都合5回目の開催となる。すでに世界各地では本戦に向けて予選大会もスタートしており、日本でも5月、遅くとも6月には予選大会が開始される見込みだ。
今年の競技種目は、PCゲーム6タイトル、Xbox2タイトル。今年は開催地が米国サンフランシスコであるためか、「Need for Speed: Underground」(PC)と「Project Gotham Racing 2」(Xbox)という2本のレースゲームが入っている。この2種目についてはホスト国の意地を見せられるか期待されるところだ。
既存タイトルもほぼすべて最新バージョンに置き換わっている。「Half-Life: Counter-Strike」は「Counter-Strike: Condition Zero」に、「Unreal Tournament 2003」は「Unreal Tournament 2004」に、「Warcraft III: Reign of Chaos」は「Warcraft III: The Frozen Thorn」に、そして「FIFA 2003」は「FIFA 2004」にそれぞれ一新されている。
昨年と同じタイトルは、唯一の5年連続種目となる「StarCraft: Brood War」と、昨年から正式種目となった「Halo」の2種目。そして今回、ついに姿を消したのは「Age of Mythology」。今年は「Rise of Nations」が入るとも噂されていたが、結果は5年目にして初めてMicrosoftのRTSタイトルはゼロという厳しい内容となった。ただ、MicrosoftはXboxで2種目出しているので、今年の場合メーカーのバランスを取ったという見方もできそうだ。
なお、現時点で明らかになっているのは正式種目のみで、各競技の細かいルールや使用バージョンは後日公開される予定となっている。今年は日本からも多くのタイトルに代表選手を送り込むことが検討されている。我こそはというコアゲーマーは、日本予選に向けて準備を整えていきたいところだ。
■World Cyber Games正式競技種目
「Counter-Strike: Condition Zero」(FPS、PC)
「Unreal Tournament 2004」(FPS、PC)
「Halo」(FPS、Xbox)
「Warcraft III: The Frozen Thorn」(RTS、PC)
「StarCraft: Brood War」(RTS、PC)
「FIFA 2004」(Sports、PC)
「Need for Speed: Underground」(Race、PC)
「Project Gotham Racing 2」(Race、Xbox)
□World Cyber Gamesのホームページ(英文)
http://www.worldcybergames.com/
□「World Cyber Games 2004」のホームページ
http://www.worldcybergames.com/overview/
□関連情報
【2003年10月19日】「World Cyber Games 2003」閉幕
上位入賞が軒並み入れ替わった第3回大会、総合優勝はドイツ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031019/wcg_02.htm
(2004年4月12日)
[Reported by 中村聖司]
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