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セガ アミューズメント、AC「アヴァロンの鍵」 |
会場:秋葉原ギーゴ
ボードゲームとトレーティングカードゲームの醍醐味を一挙に堪能できる「アヴァロンの鍵」。その初の公式大会となる「アヴァロンの鍵 東京学区選抜検定」の決勝大会が、3月21日に秋葉原ギーゴで開催された。東京地区限定の大会ではあるものの、各地で厳しい予選を勝ち抜いてきた16人(1人欠席)の強豪であるだけに、会場には大勢のファンが詰め掛けていた。
地区予選は星争奪戦による変則ルールで行なわれてきたが、決勝大会は、レア5枚制限、時間制限20分、ランダムマップ、という魔導競技会の公式レギュレーションに準拠したセッティングで実施された。店舗代表の16人が4人ごとのブロックに分かれ、各ブロックの1位が決勝進出者として優勝の座を争った。
弊誌攻略班では、「移動デッキが圧倒的多数を占めるだろう」と予想していたのだが、実際には配置デッキ、破壊デッキを選択している選手も見られ、興味深い試合が多かったことが印象的だった。
気になる参加者のデッキレシピだが、デッキタイプにより選択するレアは様々な中、最も多くのプレーヤーが使用していたのは「ポイズンスパイク」と「かすめ取り」だ。どのデッキタイプでも活躍するレアといえば「ディープシーカー」や「鬼ブル」が定番だが、使用できるレアの枚数に制限がある魔導競技会では、これらの定番カードよりも上記の2枚が優先されることが多いということだろう。
またレア以外のカードでは、戦闘支援カードの「目くらまし」を使用している選手が非常に多かった。魔導競技会でなくとも非常に使いやすく活躍する1枚だが、これを踏まえて侵略戦闘時の防御値アップといった読み合いは本作の醍醐味といえる。
そういった思考が凝らされる中、ブロックの代表として勝ち上がってきたのは、「 とえ」選手、「カル」選手、「アメジスト」選手、「Titania」選手の4人。決勝戦は時間無制限で行なわれ、「賢者の城」に到達した選手が優勝となる。強豪ひしめく予選を勝ち上がって最後に残った4選手であるだけに勝負は非常に混沌とした内容だったが、他の選手を抑えて見事栄冠の座についたのは「Titania」選手だった。
大会終了後は豪華賞品をめぐっての「じゃんけん大会」が行なわれた。賞品には、本作のカードイラストを担当している田口氏のサイン入りカードなど、非常に入手困難な品が続々と出現。大会よりも白熱しているのでは? と思ってしまうほどの盛り上がりをみせていた。
ともあれ、追加カードとバランス調整が施された新バージョンである「新たなる召喚」の稼動も発表されている。今までのファンの方はもちろん、少しでも本作に興味がある人は、新バージョンの稼動を期に魔導の世界を体験してみてはいかがだろうか。
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□「アヴァロンの鍵」のページ
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□「アヴァロンの鍵 東京学区選抜検定」のページ
http://www.sega-am.jp/event/avalon/index.shtml
□関連情報
【2月20日】セガブースレポート
クイズ番組ゲーム「THE QUIZ SHOW」がメイン
「Quest of D」、「VF4FC」は映像のみ出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040220/a_sega.htm
【2月18日】アヴァロンの鍵プレーヤーズガイド【第8回】
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040218/ava.htm
【2月18日】セガ アミューズメント、AC「アヴァロンの鍵」東京大会
「東京学区選抜検定」を2月21日より開催
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040218/ava2.htm
(2004年3月22日)
[Reported by 林 智加良 / Photo by 石田賀津男]
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