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【AOU2004 アミューズメント・エキスポ】セガブースレポート |
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「F-ZERO AX MONSTER RIDE」を搭載したサイクラフトも2台展示されていた |
会場:日本コンベンションセンター(幕張メッセ)
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セガネットワーク対戦麻雀「M.J」が「2」へと進化し、タッチパネルにも対応。3月稼動予定 (C) SEGA-AM2/SEGA, 2002,2003 |
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3月稼動予定の「Ollie King(オーリーキング)。スケートボードによる対戦アクションレースゲーム | 「ドラゴントレジャー」も「2」へと進化。主人公は商人 | 大型筐体でインパクトのあるメダルゲーム「ビンゴパーティスプラッシュSP」 |
■ アクション、カード、ネットワーク……すべてを盛り込んだ新作「Quest of D」
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全国店舗間および同一店舗内で通信による協力プレイ(最大4人まで)が可能(回線は光ファイバーを使用)。筐体は未発表だが、タッチパネルとレバー、そしてボタンという操作系を採用。道中でアイテムを獲得するときや、攻撃時にどのモンスターを狙うかなどの操作時、またアイテムの装着などがタッチパネルを使って直感的操作で行なわれる。
マルチプレーヤーオンラインRPGということで、映像を見ている限り、「ファンタシースターオンライン」のようなプレイ感覚かと思われるが、実際は壁コンボなどもある、アーケードゲームらしいアクションを前面に押し出したレスポンスのよいタイトルになりそうだ。ダンジョンにはトラップなども仕掛けられるうえ、探索要素やタッチパネルを使ったギミックが用意されるという。
さらに、ICカードと組み合わせ、戦略性を高める「Dトレーディングカード(仮称)」を導入。「モンスターカード(モンスターを召還し戦わせる)」、「アイテムカード(回復、魔法詠唱、装備品)」、「スキルカード(連続攻撃や魔法などの特殊攻撃)」の3タイプが数100枚用意されるという。
「VF.NET」と同様、ネット連動コンテンツも導入。成長させたキャラクタは「D.NET(仮称)」に加入することで、携帯電話を利用したサービスが提供される。「アイテムオークション」も行なわれる模様だ。今夏の稼動開始を予定。
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「Dトレーディングカード(仮称)」の一例。大きさとしては、ヒットメーカーの「アヴァロンの鍵」よりも横に大きい | 多数のモンスターも登場予定。左は「デーモン」、右は「ガーディアンリザードマン」 |
(C) SEGA-AM2/SEGA, 2004
■ 新技が垣間見えた? 「バーチャファイター4 ファイナルチューンド」
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まず大きな変更点として挙げられるのが、1人プレイモードに「チャレンジモード」が追加されること。ステージごとに与えられるさまざまなミッションをクリアしていくこのモードは、難易度はプレーヤーが選択できる。勝敗に関係なく一定ステージが遊べ、クリア成績に応じた報酬が得られるという。プレイステーション
2版「VF4 EVO」を思い起こさせる新モードだが、AIはかなり進化している模様。
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新アイテムを装備したジャッキー |
もうひとつ「通り名」システムも導入。段位とは違うプレイ内容に応じたさまざまな「通り名」が与えられるという新たな評価システム。プレイすればするほど、内容に応じて通り名もレベルアップするようだ。アイテムもまたまた追加される。カードデータは「VF4 EVO」から引継ぎが可能。
気になる新技だが、ラウが騰空斜掌が2連撃になったようなコンビネーション技を出していたり、ジャッキーが空中2段蹴りを放っていたし、カゲは影刃からの追加連続蹴りが段数アップしていたり、ブラッドはダッキングからのさばき技に追加があったり、という感じ。2004年夏稼動予定。
Original Game (C) SEGA (C) SEGA-AM2/SEGA, 2004
■ オペレーションしだいで大化けする? クイズ番組ゲーム「THE QUIZ SHOW」
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ヒットメーカー開発のクイズ番組をテーマとしたクイズゲーム「THE QUIZ SHOW」。サテライト4つが観客側を向いている、まさにクイズ番組の様相を見事に再現したの独特の筐体が特徴。「クイズ」と「ビンゴ」の2種類のゲームを楽しめる。
中央に設置されたライブモニタでは、司会者のデビッド・バーガー氏とアシスタントのウェンディによる軽妙な進行や、問題文や解答状況が観客に伝えられ、プレーヤーだけでなく、ギャラリーやその周囲の空間までもがクイズ番組のステージと化す、という仕掛けになっている。なお、イベントモードではデビット氏に代わって、オペレータ側が番組進行を行なうことができるようになっているのがミソ。店舗でお手軽にクイズ大会が行なえるという、今までにないクイズゲームといえよう。
まず、プレーヤーは問題ジャンルに対応した25枚のパネルで構成される5×5マスのビンゴカードを作成。クイズの正解することでマスを埋め、最初に1列すべてを揃えた者が勝利となる。ビンゴカードは全15ジャンルの中から得意ジャンルをひとつ選び、そのジャンルが多く入ったカードが作成される。
続いて肝心のクイズだが、自然科学、文学・歴史、地理・社会、芸能・音楽、映画・テレビ、モザイク、3D漢字、記憶力、間違い探し、マンガ・アニメ、スポーツ、生活・グルメ、なぞなぞ、ノンジャンル、ミニゲームの計15のジャンルが用意されている。参加者全員に解答権がある通常4択問題と、出題クイズでビンゴした人が現れた際に行なわれる早押し問題の2種類の出題形式になっているため、緊張感もしっかり演出してある。
このタイトルもICカードに対応。正解率や獲得ポイントなどが記録され、プレイデータの蓄積によりプレーヤーの傾向や成績をいつでも確認できるという。
デビッド・バーガー | ウェンディ |
---|---|
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ビンゴを成立させられるかどうかが鍵 | 3Dになった文字を当てる | 間違い探し。答えは直接タッチパネルで |
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決勝戦は早押しクイズ。緊張感あふれる | 通常の4択クイズとなっている | ミニゲームはスロットなどが用意されている |
※画面はすべて開発中のものです
(C)Hitmaker/SEGA, 2004
■ ヒットメーカーの2大カードゲームも新バージョンが登場
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さらに、過去にセリエAに在籍した経験を持ち、現在は既に現役を引退している往年の名プレーヤーたちが“SERIE A ALL Time Legends”として登場するほか、選手の背番号が変更できるようになっているのも強化ポイント。与えられる背番号は99までで、背番号によって選手のモチベーションも変化する。今春稼動予定。
【追加カードの内訳】
カード種類 |
枚数 |
レギュラーカード |
26 |
スペシャルカード |
6 |
レアカード(TOP SCORER) |
1 |
レアカード(MVPs) |
2 |
レアカード(SERIE A ALL Time Legends) |
?? |
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背番号をユーザーが選択できるようになった | AIが強化されているという。会場では確認できず |
※画面はすべて開発中のものです
(C)Hitmaker/SEGA, 2004(C)Panini 2004
Su licenza di
A.I.C SERVICE SRL
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新たな概念として、“避け”が追加され、全52枚のカードが追加となっている(コモン16、アンコモン15、レア11、ベリーレア5、スーパーレア5)。
また、新規ICカードを使用して遊んだ場合、最初の10プレイに限り初期ライフが通常より多い状態でスタートする「新人歓迎モード」が搭載。戦闘敗北時のライフ減も低めに設定(オーバーキルで最大3ライフ減)されるようになっている。3月稼動予定。
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新概念「避け」がどう戦いに変化をもたらすのかが楽しみだ | 52枚のエクスパンションカードが追加になった |
(C)Hitmaker / SEGA, 2003,2004
今回のAOUショーでは、両タイトルとも追加カードの展示が行なわれ、「アヴァロンの鍵」はビデオ出展が行なわれていた。
□AOUのホームページ
http://www.aou.or.jp/
□セガのホームページ
http://www.sega.jp/
□関連情報
【2月20日】AOU2004 アミューズメント・エキスポ開幕
オンラインとカードの融合タイトルがさらに増加
http://watch.impress.co.jp/docs/20040220/aou1.htm
(2004年2月20日)
[Reported by 佐伯憲司]
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