価格：未定

画面右にあるバーは、「ペタキャラ」ゲットや「ブンチ」はかいなどで上昇する「シンカメーター」。満タンになるとビブリが1ランク進化する

　株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントはプレイステーション 2用写真トランポリン・アクションゲーム「ビブリップル」を今年の初夏に発売する予定。価格は未定。“PlayStation 2専用ネットワークアダプター”、“PlayStation BBUnit”に対応。

　「ビブリップル」は、'99年に同社より発売された“音”使って遊ぶアクションゲーム「ビブリボン」の流れをくむ作品であるが、今回は“音”を使って遊ぶのではなく“写真”を使って遊ぶ、新感覚のアクションゲームとなっている。

　ゲームに使用する「シャシン」はあらかじめ用意されたものもあるが、携帯電話などのカメラを使って撮影した「シャシン」をネットワーク経由によりPS2に転送することで、自らが撮影した「シャシン」を使用してゲームを楽しめる。

　では、PS2に送られた「シャシン」はどうなるのかというと、トランポリンの下地として使用されることになる。プレーヤーは「ビブリ」を操作してトランポリンの上でジャンプをしながら「ぺタキャラ」を集めていく。ただし、ジャンプの邪魔をするキャラクタ「ブンチ」も登場する。「ブンチ」はジャンプのタイミングで回避するほか、トランポリンの沈みに合わせてボタンを押す「スーパーフンバリ」と最深部でボタンを離すと高くジャンプできるようになる「ピッタシジャンプ」を使い、体当たりで「ブンチ」を“はかい”することができる。「シャシン」には、その色や色面の大きさ、形に応じた「ペタキャラ」が隠れており、「ビブリ」がトランポリンの上をジャンプすることで「シャシン」から「ぺタキャラ」がはがされていく。はがされた「ぺタキャラ」をゲットすることでステージクリアとなる。

「シャシン」をかこむ「フレーム」部分に「ビブリ」が触れてしまうとビリビリしてしまいロスタイムとなる	「ぺタキャラ」ゲットした瞬間は、アップで演出される	「ビブリ」はゲーム中に進化、退化してキャラクタが変化する

【登場キャラクタ】
【ビブリ】	【ケロビブリ】	【ムシブリ】	【スーパービブリ】

　また、集めた「ペタキャラ」は好きな「シャシン」に貼ることもできる。「ペタキャラ」を貼った「シャシン」は、メール機能を使用することで携帯電話の待ち受け画面やPCの壁紙としても使用できるという。

【ペタキャラ】
登場する「ペタキャラ」の一部。出やすいものからある特定の「シャシン」からしか出ないレアなものまでさまざま。一部でコレだけの数だとコンプリートするのも大変

　自分が撮影した「シャシン」をゲームの一部として楽しむ本作であるが、カメラ付き携帯電話がないとまったく遊べないわけではない。本作には、いろんなジャンルの「シャシン」があらかじめ多数用意されているので、カメラ付き携帯電話を所持していないプレーヤーでも十分楽しむことができる。

【収録されている「シャシン」の一部】

【スクリーンショット】

(C)Sony Computer Entertainment Inc.
※カメラ付き携帯電話(写真添付送信機能付き)に対応予定。機種などについては現在検証中

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□プレイステーションのページ
http://www.playstation.jp/
□関連情報
【2月5日】SCEJ、「プレメモ」シリーズ4種類を2月26日から順次発売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040205/memo.htm
【2月4日】SCEJ、仮想空間で幸せ100人を目指すPS2「幸福操作官」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040204/sce1.htm
【2月4日】SCEJ、水をテーマにしたアクション「うお 7つの水と伝説のヌシ」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040204/sce2.htm

(2004年3月3日)

[Reported by 志賀康紀]

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