会場：LEDZONE

　有限会社ネクサムAce Gamer.net事業部は、毎年2回、米国にて開催されている「Half-Life: Counter-Strike」(CS)の世界大会Cyberathlete Professional League(CPL)の冬季大会の日本予選を11月16日より開催する。日本予選スポンサーには、LEDZONEを運営するナムコのほか、Intel、NVIDIAなど大手が名を連ね、日本予選決勝トーナメント会場はLEDZONE。決勝トーナメント期間中は、誰でも自由にCSを楽しむことができるLANパーティーも開催される予定となっている。

　現在、公式サイトでは選手の参加応募を受け付けている。選手登録は5人1組で、1チームあたり最大7人までの登録が可能。日本予選に優勝したチームは、12月16日より米国で開催される本戦に出場できる権利を得る。参加は無料で、応募締め切りは11月13日までとなっている。

　CPLは、コンピュータゲームスポーツの祭典としてはもっとも長い歴史を持つ大会のひとつで、エンドユーザーレベルでのCS単体の世界大会としての注目度の高さは、今月韓国で開催されたWorld Cyber Gamesよりずば抜けて高い。CPLの世界ランク1位から3位が、WCGの1位から3位にそのままランクインしたことはすでにWCGレポートでも報じたとおりだ。

　ランキングは、欧米各国の有力クランのみで占められており、日本を含む、アジア諸国は、欧米の水準にはあと一歩及んでいないのが現状だ。しかし、近年は「Counter-Strike NEO」を運営するLEDZONEや、大手スポンサーの登場など、徐々に日本でもチーム戦が真剣に取り組める環境が整いつつあり、上位入賞が期待される。

　日本予選の模様は全日、公式サイトでストリーミング放送されることが予定されており、「Half-Life TV」を使って、直接クライアントからリアルタイム観戦することも可能となっている。CSに興味がある方は、会期中一度は覗いてみるといいだろう。

□AceGamer.netのホームページ
http://www.acegamer.net/
□CPL2003冬季大会日本予選のページ
http://www.acegamer.net/cpl/2003winter/index.php
□関連情報
【10月19日】「World Cyber Games 2003」閉幕
上位入賞が軒並み入れ替わった第3回大会、総合優勝はドイツ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031019/wcg_02.htm

(2003年10月29日)

[Reported by 中村聖司]

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