バンダイ、AI化された庵野氏がゲーム世界を演出 PS2「新世紀エヴァンゲリオン2」を11月に発売
11月 発売予定
価格:6,800円
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ゲームの舞台は第3新東京市。レイ、アスカ、シンジなどおなじみのキャラクタが総登場する |
株式会社バンダイは、プレイステーション 2用ワールドシミュレーター「新世紀エヴァンゲリオン2」を11月に発売する。価格は6,800円。開発元は株式会社アルファ・システム。
PS2「新世紀エヴァンゲリオン2」は、'95年にテレビ東京系列で放映され大ヒットしたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」をモチーフにしたゲーム。ジャンル名の“ワールドシミュレーター”が示すとおり、本作はプレーヤーがエヴァンゲリオンの世界のなかで生活していくゲーム。ゲーム内に存在する全キャラクタは、AI(人工知能)によりそれぞれの意思で好き勝手に行動する。このことから、本作には「あらかじめ決められた筋書き」といったものがなく、プレーヤーの行動そのものが、自身の歴史やストーリーを形作っていくことになる。
AIには、各キャラクタとは別に、ゲーム全体を支配する「ゲームマスターAI」というものが存在する。このAIは「エヴァンゲリオン」総監督の庵野秀明氏自身の思考、知識、作家性をふまえてプログラムされたもの。ゲームマスターAIはゲーム展開を常に監視し、そのときの思考やタイミングによりさまざまなイベントを派生させる。
イベントによっては、プレーヤーがEVAで出撃することもある。戦闘シーンは3Dで再現されている。プレーヤーはミサトの指示を参考にして戦闘エリアに突入し、射程内の使徒(敵キャラクタ)をコマンドを入力して攻撃。ケーブルをつなぎかえての移動、シンクロ率の影響、ダメージによる暴走など、原作の世界観が再現されている。展開によっては、原作の範疇を超えた戦闘が発生することもあるという。
初回特典は、ゲーム用に描きおこされた設定資料、メインビジュアルをデザインした「豪華ポストカードセット」。予約者には、商品受け渡し時に「貞元義行&山下いくと完全描き下ろしリバーシブルポスター」がプレゼントされる。どちらも数に限りがあるため、数量が無くなり次第配布終了となる。このほか、ゲームソフト内には本作のメインビジュアルがデザインされた「テレホンカード」の購入応募券が同梱される。
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