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TGS2003ブースレポート |
会場:幕張メッセ
バンダイブースは、得意とするキャラクタコンテンツを全面に押し立てたブースを展開。なかでも、PS2「新世紀エヴァンゲリオン2」の注目度は強烈で、ブース角に設置された大型スクリーンの前から人垣が消えることはなかったほど。
ブースで配布されているバッグやパンフレットにも「エヴァンゲリオン」が大きくあしらわれており、ユーザーはもとより出展社自身の期待度の高さがうかがえる。
■ PS2「新世紀エヴァンゲリオン2」
ジャンル名の「ワールドシミュレーター」が示すとおり、本作は「エヴァンゲリオン」の世界を再現しているのが特徴。登場キャラクタはもとより、ゲーム全体の流れをAIが管理。同じ選択肢を選んでも、その時々によるAIの判断で結果が異なる。原作の流れを踏まえるか、あるいはまったく背を向けて進むかはプレーヤー次第。
使徒が出現すると、それまでの展開によってはEVAに乗って出撃することもある。アンビリカブルケーブル、暴走といった要素も再現されている。
アニメ版「エヴァンゲリオン」のエンディングは、いまだに賛否両論、枚挙にいとまがないほどに語り尽くされているが、本作によって、ファンそれぞれが抱く“こだわり”や“精神的なしこり”に決着をつけることができるかもしれない。
■ PS2「機動戦士Zガンダム」
アーケードとコンシューマで大ヒットした「連邦vs.ジオン」の続編にあたるチームバトルアクション。登場するモビルスーツ、ステージが一新されたほか、モビルスーツの「変形」や連携プレイを強力に後押しする「ハイパーコンビネーション」といった新システムが導入されている。カミーユ、クワトロ大尉、エマ、ジェリド、シロッコなどのパイロットも登場する。
設置台数は同社ブース内で最多。にも関わらず、プレイ待ちの列は途切れることがない人気ぶり。前作がロングセラーを続けたタイトルだけに、本作も末永くユーザーにプレイされそうだ。
■ PS2「超時空要塞マクロス」
3段変型、“板野サーカス”の名称で有名なミサイルの軌道を、複雑な操作なしに手軽に再現できる。リン・ミンメイが歌う「愛・おぼえていますか」など、おなじみの曲が多数収録されている。
TV版、映画版のほか、ゲーム版のオリジナルエピソードもプレイできるなど、リアルタイムで熱中した世代には見逃せない一作といえる。
■ PS2、GC「ワンピース グランドバトル! 3」
原作で登場した「ドラム城」、「ジャヤ」などの舞台が、ゲーム中にそのまま登場。「銃乱打(ガトリング)」、「羊肉(ムートン)ショット」などの必殺技を3Dで再現。新必殺技も追加されている。
3D化されたことでキャラクタが自由に動けるようになったが、四方八方に動き回ってもキャラクタを見失わない「アクティブチェイスビュー」システムが採用されている。
(2003年9月27日)
[Reported by 北村孝和]
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