前作のダークな雰囲気を継承した3DアクションRPG フロム・ソフトウェア、PS2「シャドウタワー アビス」
10月23日 発売
価格:6,800円
株式会社フロム・ソフトウェアは、プレイステーション 2用本能喚起RPG「シャドウタワー アビス」を10月23日に発売する。価格は6,800円。
PS2「シャドウタワー アビス」は、'98年に同社からプレイステーション向けに発売された3D視点のRPG「シャドウタワー」の続編。シビアな歯ごたえやダークな世界観をダイレクトに継承しつつ、新たな操作スタイル、銃などの現代兵器の導入といったさまざまな改良が施されている。
主人公が単身漆黒の塔に乗り込むという世界観は、まさに「シャドウタワー」そのもの。“シビアな3D視点のRPG”ということでビギナーは物怖じするかもしれないが、今作では初期装備に拳銃のガバメントM1911が用意されている。スタート時から遠距離攻撃が可能なぶん、難易度はややマイルドになったといえる。
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スクリーンオプションのブライトネスを最大にしたくなるほどの闇が広がる |
現代兵器の銃火器が導入されているが、シリーズの持つ雰囲気は保たれている |
「シャドウタワー」といえば、フロアごとのクリーチャーの殲滅率。殲滅率が100%に達すると、クリーチャーは出現しなくなる |
本作の舞台となるのは、国土の大部分を森林に覆われた小国。そこに残された、奇妙な形の祠。主人公は、とある罠によってこの祠へと導かれ、地底に閉じ込められてしまう。プレーヤーは地底から脱出すべく、異形のクリーチャーを退けながら地の底に眠る巨大な塔へと進んでいく。メインビジュアルにもある通り、本作では失われた「単眼の槍」の行方の調査も目的のひとつ。このあたり、「単眼の王冠」の捜索が目的だった前作との関連性が気になるところだ。
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前作で姿を見せた闘鬼ルルフォンも登場する |
ショップも存在するが、基本的にはクリーチャーのドロップアイテムで装備を強化していく |
一般的なRPG同様に、「シャドウタワー アビス」も、クリーチャーを倒すことでプレーヤーキャラクタを成長させていく。本作の成長システムは、基本属性値の変化によって全てのパラメーターが決定するシステムが採用されている。レベルといった概念は存在せず、敵を1体倒すごとに能力パラメーターの数値が上がり、それがHPや攻撃力に反映される。
操作系は、主にアナログスティックを使用する画期的なもの。前作のボタンを押して攻撃するスタイルでは実現不可能だった、直感的な攻撃スタイルが確立されている。レバーをそれぞれの方向に倒すことで、剣の場合は縦斬り、横斬り、突きなどの使い分けができる。
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武器によって、数回まで連続攻撃が仕掛けられる。一気にクリーチャーとの間合を詰め、左右に薙ぎ、縦に斬るというスピーディーなアタックが快感だ |
前作では魔法と弓矢しか遠距離攻撃の手段が無かったが、今作ではスタート直後から「射撃」という遠距離攻撃が可能だ。銃のバリエーションは豊富で、ピストルの南部十四年式、ライフルのAR-15、対戦車兵器のパンツァーファウストまで数十種類が用意されている。当然、弾数制限はあるが、カートリッジはクリーチャーがドロップしたものや、ショップで購入することで補充が可能となっている。
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敵の攻撃範囲外からの遠距離攻撃を可能にするライフルAR-15。弾数も多く、終盤まで重宝する |
銃の当たり判定は、種類にもよるが総じて小さい。基本的にスコープはないので、着弾地点を覚えることが重要 |
弾丸を撃ち尽くした場合、カートリッジから弾丸をリロードする。リロード中は無防備になるため要注意 |
また、今作ではクリーチャー毎に「部位破壊」のパーツが設定されている。クリーチャーの腕や頭などの各部位を攻撃すると、ダメージを受けた部位は身体から切断される。武器を持った腕を切り落として攻撃力を低下させる、一気に頭部を破壊するといったプライマルな衝動に駆られる攻撃スタイルが、本能喚起RPGと称される所以なのだろう。
敵の部位に狙いを定めるのは難しそうだが、アナログスティックで攻撃方向選択ができるため、頭部を一撃で破壊するといった行為も案外カンタンに狙える。ただし、切り落とした部位が再生するクリーチャーも存在するので、完全に息の根を止めるまでは油断できない。
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弱点の部位を攻撃すれば、クリーチャーを一撃で倒せる |
植物クリーチャーのパラフェルムも花弁を落としてしまえば攻撃不能 |
クリーチャーの旋回速度が大幅にアップしているため、部位破壊で動きを封じるテクニックも重要 |
最後に「シャドウタワー アビス」のステージ画像を紹介する。今作は、紋切り型の石畳のダンジョン背景が延々と続く世界ではなく、それぞれのステージが「滝の世界」や「濃霧の世界」といったテーマで統一されている。この美と狂気が混在したグラフィックスを堪能していただきたい。
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□フロム・ソフトウェアのホームページ
http://www.fromsoftware.co.jp/
□製品情報
http://www.st-abyss.net/
□関連情報
【2003年9月26日】TGS2003ブースレポート~フロム・ソフトウェア編~チームで戦うMMOメカアクション「クロム ハウンド」など話題作を多数発表~
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030926/tgs02.htm
(2003年10月16日)
[Reported by 福田柵太郎]
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