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セガ、Sega.comの一部資産をノキアに譲渡株式会社セガは、子会社「米Sega.com」の一部資産をNokiaグループに譲渡することに合意したと発表した。本合意により、Nokiaは2月に発表した新型モバイルゲーム端末「N-Gage」におけるオンラインゲームコンテンツの拡充と強化を図る。 Nokiaグループへの譲渡対象は、Sega.comのモバイル部門が開発した包括的ネットワークソリューション「セガ・ネットワーク・アプリケーション・パッケージ(SNAP)」で、携帯ゲームでの多人数同時プレイなどを実現する技術。 オンラインゲーム開発に必要なプロダクトとサービスがワンパッケージになっており、現行の全ハードウェアに対応。ゲーム開発費用も安価で済むという。Nokiaは、今後は同社のモバイルエンターテインメント事業部門の中核を担う技術になるとしている。
リリース中で、セガ代表取締役の小口久雄氏は「セガはいち早くオンラインエンターテインメントの可能性を見据え、オンラインゲームへの取り組みに注力してきた。Nokiaがセガドットコムの開発したSNAPの技術を応用活用することで『N-Gage』のオンラインゲームタイトルはより充実したものとなるでしょう。今後もセガは『N-Gage』へのコンテンツ供給をはじめ、ゲームソフトビジネスへの集中と強化を図りゲームパブリッシャーとしてオンラインエンターテインメントを追求していく」とコメントしている。
(2003年8月20日) [Reported by 北村孝和]
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