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メディアクエスト、新作2本を日本語版で9月に発売 |
価格:各8,980円
質感まで見事に再現されたゲーム画面。キャラクタは3Dモデルだ |
フランス語で書かれていたチラシもこのとおり。見事な腕だ |
「Syberia 日本語版」は、2002年度の世界中のアドベンチャー部門の賞をほぼ総なめにしたフランス産傑作アドベンチャーゲーム。ゲームデザインそのものは、プリレンダリングされた固定画面の中をマウス操作で探索していくという旧来のシステムを採用しているが、“からくり人形”を軸にしたユニークなシナリオや、抜群のディテールで描かれたフォトリアルなグラフィック、豊かなアニメーションを見せる3Dモデルキャラクタといった要素により、世界中で高い評価を受けた。
待望の日本語版では、全テキストが日本語化される。これにはメニューや会話の字幕はもちろんのこと、チラシやメモ、新聞のたぐいも含まれ、オリジナルフォントにより綺麗に日本語化が行なわれる。こうした処理に関しては「Myst III」などで実績を持つ同社だけに、そのクオリティは期待できる。発売が非常に楽しみな大作だ。
西ヨーロッパからシベリアまで旅の過程でゼンマイ仕掛けのロボットが多数登場する。イベントシーンがこれほど楽しみなゲームはなかなかない |
ノリは「ローラーコースタータイクーン」などの経営SLGに近い。状況に応じて矢継ぎ早に指示を出していかなくてはならない |
グラフィックはフル3Dを採用し、店の内装にこだわったり、テーブルや椅子の配置を工夫したりといった箱庭的な楽しみが用意されており、インテリアスタイルもフレンチ、イタリアン、ステーキハウス、シーフード、ハードロックと種類豊富だ。
料理のレシピは、フレンチ、イタリアン、アメリカンの3カテゴリ180種類もあり、さらに各レシピごとに細かく味付けを調整することができる。こうしたシステムを利用した料理大会などもイベントとして用意されているということだ。
英語版だがDEMOも公開されているので、興味を覚えた人は一度プレイしてみるといいだろう。
好みで店の内装、メニューは自由に変えられるのが楽しい。香港のゲームなのに中華がないのがやや謎ではある |
(c) 2002 Microids.
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□メディアクエストのホームページ
http://www.kids-station.com/game/index.html
□「Syberia 日本語版」のホームページ
http://www.kids-station.com/game/game_r_syberia.htm
□「Restaurant Empire 日本語版」のホームページ
http://www.kids-station.com/game/game_r_restaurant_empire.htm
□関連情報
【2003年3月10日】本日到着! DEMO & PATCH 「Restaurant Empire」Playable Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030310/demo0310.htm
【2002年6月7日】本日到着! DEMO & PATCH 「Syberia」Playable Demo
大陸の平和を守る「守護ギルド」選抜を7月19日から開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020607/demo0607.htm
(2003年8月8日)
[Reported by 中村聖司]
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