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次世代ワールドホビーフェア開催
GC「F-ZERO GX」からPS2「蚊2」までこの夏の新作勢揃い

開催期間:6月21日~22日 開催

開催場所:幕張メッセ 9、10、11番ホール

 低学年を対象とし、ホビーやゲームを中心とした展示会「第18回次世代ワールドホビーフェア」が21日、幕張メッセの9、10、11ホールにおいて開幕した。この夏を中心に発売されるおもちゃやゲーム、トレンドを一目見ようとした子供達が数多く集まり列をなした。

 とんでもなく新しい出展物はないが、この夏に焦点を当て、一足早くゲームを見てみたいならば、足を運んでみてはどうだろうか。


■ コナミは会場の外に「ボクらの太陽」特設ブースを設置

 コナミのこの夏オススメの一品がゲームボーイアドバンスで発売される「ボクらの太陽」である。太陽光センサーを内蔵しており、センサーで集めた光を蓄積しボスを倒し、ダンジョンの外に連れだし浄化させるというこれまでにないゲーム。それだけに、なるべく外で遊んで欲しいところだが、普通展示会場は屋内と相場が決まっている。E3でも暗い屋内ではプレイできないため、ゲームを説明したアニメが流されていた。

 今回はなんと、「ボクらの太陽」だけ屋外にブースを設置。同社のゲームキャラバントラックを入れ、太陽の下ゲームプレイができるようなっている。開催初日の21日は晴れており、絶好の「ボクタイ」日和となっていた。ゲームをプレイすると、ロゴが描かれた赤い帽子がもらえるという特典付き。

 また会場には、先日コナミスタイルで予約受付が始まったとたん完売となった「ボクタイ」特別カラーのゲームボーイアドバンスSP「ジャンゴレッド&ブラック」と「特製カンオケース」も展示されている。

コナミブースは屋内にもあるのだが、そちらはホビー商品が中心で、今回一押しタイトルとなるGBA「ボクらの太陽」はなんと屋外ステージで試遊スペースを設けて対処していた。同社の意気込みを感じる プレイする列に並ぶとゲームロゴの入った赤い帽子をくれる。その横には「特製カンオケース」と「ジャンゴレッド&ブラック」も展示されている



■ セガブースは“ソニックチーム”一色!!

 すでに同社ホームページで展示内容が発表されたときからお気づきの方も多いと思うが、今回のセガブースは完全にソニックチーム・オンリーな内容となっている。現在テレビアニメ「ソニックX」が放映中であることもあって、ソニック人気が盛り上がっているし、新作ゲームも数多く発売されることを考えれば妥当だろう。事実多くの子供達が発売されて間もないGC版「ソニックアドベンチャー デラックス」や、発売間近の「ソニック ピンボール パーティー」を楽しんでいた。

 そして、今回国内で初お目見えとなるのがGC版「ジャイアントエッグ ~ビリー・ハッチャーの大冒険~」。たまたまブースにはソニックチームの中 裕司氏が来場しており、少しだけお話を伺った。「ジャイアントエッグ」については「初めてのゲームだから、来場者がちょっと戸惑っているかも」としながらも、「このゲームはただクリアするだけではなく、色々と仕掛けがあるゲーム。そういった意味では永く遊べるタイトル」とアピールした。かなり完成度は上がっているということで、秋に発売されるようだ。

セガブースはソニック一色。セガトイズも同ブース内に出展しているが、取扱商品はソニック関連商品。そんなわけで、ブース全体が青を基調としたデザインになっている 7月17日発売予定のGBA「ソニック ピンボール パーティー」お子さんより熱中しているお父さんが印象的 GC版「ソニックアドベンチャー デラックス」を使ったゲーム大会“超音速タイムアタック”も大盛況。ソニックの刺繍入りリストバンドをゲットするべく参加者が長蛇の列を作った
恒例のレアチャオダウンロードコーナー。今回は「つやつやテイルスチャオ」が初めてダウンロードすることができる ソニックチームの中 裕司氏も視察に訪れていた。「ジャイアントエッグ ~ビリー・ハッチャーの大冒険~」について「クリアしてもそれで終わりではないゲーム」とアピールした ブース内ではソニックがあちこちに出没。多くの来場者から記念撮影に引っ張りだことなっていた



■ 任天堂、ポケモンブースも新作いっぱい

 相変わらずプレイ待ちの行列ができあがった任天堂ブース。任天堂ブースでは冬の次世代ワールドホビーフェアでは出展されていなかったものとして「カービィのエアライド」と「マリオゴルフ ファミリーツアー」がある。もちろんどちらとも人気が高いのだが、「マリオゴルフ」は幅広い年齢層の来場者がならんでいるのが興味深かった。ホールインワンコンテストを行なっていたのだが、すでに午前中に達成したユーザーがいたとか。なかなかの猛者である。

 一方、ポケモンブースでは、GBA「ポケモンピンボール」や、GC「ポケモンチャンネル」が遊ぶことができる。「ポケモンピンボール」は、ポップな盤面と、200匹のポケモンを集めるという点において完成度が高く永く楽しめそうだった。

任天堂ブースでは数々のイベントが行なわれていた。「F-ZERO GX」のレース大会も盛り上がっていた 7月25日に5,800円で発売される予定の「F-ZERO GX」。前回に引き続き今回も出展されていた。比較的高年齢の男の子の挑戦者ばかりだ ステージでのイベントへの参加券ゲットが目標となるだろう。今日見ていた感じではかなりのタイムを記録している来場者が少なからずいたようだ
「カービィのエアライド」。なかなかのスピード感で気持ちよさそうだったソロプレイコーナーのほかに4人対戦コーナーも設置 9月発売予定の「マリオゴルフ ファミリーツアー」のコーナー。こちらではホールインワンのコンテストが開催されていた。……すでに午前中の段階でホールインワンを出した猛者がいるとか 任天堂ブースト通路を挟んで向にあるポケモンのブース。GC版「ポケモンチャンネル」やGBA版「ポケモンピンボール」などが出展されていた
27日に発売となる「カードeリーダー+」、「ゲームボーイアドバンスSP アチャモカラー」などが展示されている 7月18日に発売されるGC「ポケモンチャンネル」。ポケモンの世界で番組を見たりミニゲームに参加したりといった内容 なかなかの完成度に仕上がっている「ポケモンピンボール ルビー&サファイア」。数多くの人がプレイ待ちの行列を作っていた





【ナムコ ブース】
ナムコブースは、7月4日発売予定の「ハチエモン」と「ファミリースタジアム2003」の2タイトルをプッシュ。「ハチエモン」が大阪出身のキャラクタと言うこともあり、ステージも含めわりと大阪テイストの構成。女の子を中心にハチエモン人気炸裂で多くの来場者が集まっていた。ちなみにハチエモングッズも販売されている


【バンダイ ブース】
バンダイブースでは7月11日発売予定の「ケロケロキングDX」を前面に押し出しプッシュ。もちろん試遊台も用意されており、プレイ可能なのだが、実際にカエルのぬいぐるみを使い、ハンマーでぬいぐるみを飛ばす体験台が大ウケ。こちらも行列ができあがっていた

【SCEJ ブース】
ソニー・コンピュータエンタテインメントのブースのコンセプトは夏祭り。ピポサルも太鼓を叩いていました。出展されているのは7月、8月に発売されるタイトルが中心で、特に力が入っていたのが「蚊2」と発売されて間もない「MLB 2003」

【カプコン ブース】
カプコンブースは、ほぼロックマン一色。「1分以内にパンクをデリートせよ!!」という「ロックマンエグゼ3」のミッションを使ったタイムアタック。そして「ロックマンエグゼ バトルチップGP」などの新作が楽しめる。また、GBA「アラジン」、「ミッキーとミニーのマジカルクエスト2」もプレイ可能

【その他】
コナミブースのホビー系メインは「バトルアクセル」。あちこちに熱い戦いが繰り広げられていた トミーブースでは発売間近のGBAとおもちゃの融合「サイバードライブゾイド」が出展され人気を集めていた。また、データキャリアポケモンの新作の体験会も実施 エポック社は体感シリーズを前面に押し出した展開。今回は、すでに発売されているボーリングのほか、新作の「エキサイトピンポン2」が実際にプレイできる


□次世代ワールドホビーフェアのホームページ
http://www.whobby.com/
□関連情報
【1月19日】次世代ワールドホビーフェア開幕
やはり見所は任天堂の「F-ZERO GC」、セガの「VF4 EVO」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030119/whf.htm

(2003年6月20日)

[Reported by 船津稔]


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