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アスミック・エース、プラモデルのボックスアート風なこだわりが新鮮な
PS2フライト・アクション「サイドワインダーV」

8月21日 発売予定

価格:6,800円 (特別限定版:7,980円)

ミッションをクリアしていくとタミヤのプラモデルボックスアートを見ることができるようになる
 アスミック・エース エンタテインメント株式会社はプレイステーション 2用フライト・アクションのシリーズ最新作「サイドワインダーV」を8月21日に発売する。価格は6,800円。タミヤ協力による1/720飛行機プラモデルキット、1/720ペーパークラフト空母などがプラモデル風BOXパッケージに収録した特別限定版「サイドワインダーV フライトBOX」も同時発売となる。価格は7,980円。

 「サイドワインダー」シリーズは、'96年1月にプレイステーションで発売されて以来、同年11月に逆輸入版「サイドワインダーU.S.A.」、'98年に「サイドワインダー2」、2000年末にプレイステーション 2に舞台を移して「サイドワインダーMAX」、そして2001年末に「サイドワインダーF」とシリーズを重ねてきた。国内でシリーズ累計60万本を記録している。

 約1年半ぶりとなる「サイドワインダーV」では全18ミッションを生き抜くことになる。メニュー周りやミッション間のムービー、パッケージまで全体の雰囲気をプラモデルキットのボックスアート風に統一。新鮮な感覚となっている。さらにミッションをクリアしていくことで、タミヤのプラモデルボックスアートが閲覧可能となっていく。全ミッションクリアしてこのグラフィックスをコンプリートするという楽しみも新たに加わったこととなる。

 用意されるミッションは前述の通り18ミッションだが、クリア条件によって隠しミッションや逆サイドミッションなども出現するという。用意されているミッションも、敵の撃破、基地破壊、要塞攻略など戦略的なものだけでなく、敵地潜入、浮遊するジャマー機雷の排除、単独での諜報部員の救出、爆撃部隊の護衛、さらに火災消火といった山岳救助隊さながらのミッションなど多彩なバリエーションが用意されている。

 これらのミッションに挑むのはプレーヤー一人ではない。前作「サイドワインダーF」でもAI搭載の僚機と共に戦っていたが、今回もサポート機をつけて戦うことができる。サポート機については、プレーヤーの戦略によって出撃機体数の変更はもちろん、ミッション中にリアルタイムに伝えられる通信から状況を判断し地上軍と連携して戦うことも重要な戦略となってくる。

【登場する機体の一部】
F14 F22 S37
YF23 EF2000 MIG29
SU27 A10 AV8B


【ムービーシーン】
ムービーシーンもこれまでの作品のようなリアル一辺倒ではなく、プラモデルのボックスアート風なこだわりを貫いた作風となっている。このグラフィックスでどういったムービーが実現しているのか非常に興味深い


 こういった戦略的な機能を見ていくと、非常にマニアックで初心者お断わりのように見えてきそうだが、「サイドワインダーV」では初めて“初心者操作 (ノービス) モード”が追加された。また、トレーニングミッションも用意されており、初心者でもプレイできる工夫がされているという。スクリーンショットのステージセレクト画面をみると難易度設定もあるので、手軽に楽しめる側面も用意されているようだ。

 対戦については画面分割方式による対戦のほか、i.LINKケーブルを通して2人対戦と協力プレイが可能となる。つまり最新のSCPH-50000では対戦できないということで、そういった意味ではネットワーク機能に対応して欲しかったところだ。

 登場する操縦可能機体数は、新しく垂直離着陸戦闘機 (VTOL) などを含め19機。さらにそれぞれカラーバリエーションが3機ずつ用意されている。単純に見て楽しむだけでなくゲームの攻略としても重要なリプレイモードでは、5つの視点が用意されている。新しい視点としては“ACMI視点”が加わっている。これは、地表や建造物をワイヤーフレームで描き、戦闘機の軌跡をポインタで表示する。自機、敵機の動きがわかるため攻略に役立てることができる視点モードだ。

 また、「サイドワインダーV」は多彩な周辺機器に対応している点でも注目だ。ロジクールの「FLIGHT FORCE」、ホリの「フライトスティック」といったアナログコントローラに対応するだけでなく、ソニー製のヘッドマウントディスプレイ「PUD-J5A」にも対応している。いわゆる、自分の向いた方向に視点が変更されるというもの。コクピットからリアルな戦闘が体験できるという点で歓迎だ。

【コクピット映像】
メニュー周りやムービー、付加価値としてのタミヤギャラリーなどは徹底的なこだわりのもと統一されているが、コクピット画像やスクリーンショットはこれまで以上にリアルなグラフィックスを実現している。特に、スイッチ類をすべてリアルに再現しているかのようなこのコクピット画像はスゴイ。なお、中央のスクリーンショットと右側のスクリーンショットで、コクピット内を見回していることがわかる


【スクリーンショット】
ブリーフィング画面。よくあるフライトシミュレータとは一線を画すデザインとなっている ハンガーのスクリーンショット。今回はサポート機をつけて戦うことができる こちらもハンガーのスクリーンショット。機体性能がわかるだけでなく、カメラを替えて色々と見ることができる
ステージセレクト画面。1P、2Pのプレイモードの変更の他、難易度設定の変更も可能なようだ グラフィックスの進化は留まらない。今回もさらに進化している。ちなみに右はリプレイ画面
「新人ども、対戦訓練を始めるぞ」のかけ声と共にステージが始まる


(C) 2003 Asmik Ace Entertainment Inc.

□アスミック・エースのホームページ
http://www.asmik-ace.co.jp/
□「サイドワインダーV」のページ
http://sidewinder.asmik-ace.co.jp/
□関連情報
【2001年10月27日】ロジクール、アスミック・エースと共同開発したPS2フォースフィードバック搭載ジョイスティック
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011026/logi.htm
【2001年12月6日】アスミック・エース、AI搭載の僚機、敵機と
壮絶なドッグファイトを展開する「サイドワインダーF」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011206/swf.htm

(2003年6月4日)

[Reported by 船津稔]


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