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マイクロソフト、Xbox Liveで世界中のプレーヤーと対戦 |
価格:6,800円
マイクロソフト株式会社はXbox用バトルメカアクション「メック アサルト」を6月12日に発売する。価格は6,800円。米国ではすでに発売されヒットを記録。Xbox Liveのスタートは日本よりも遅かった欧州でもすでに発売され、人気タイトルとなっている。そういった意味では日本登場は遅すぎたぐらいだが、ついに日本からもXbox Liveを通じて、世界の戦場に参戦できることとなる。
「メック アサルト」は、31世紀を舞台に40フィートを超えるバトルメックと呼ばれるロボットに乗り込み、戦場で戦い抜く。メックの登場するシリーズは「Mech Warrier」など、PCプラットフォームを中心にこれまでにも多数発売されてきた。シミュレーション風の作品もあったが、今回の「メック アサルト」は純粋にアクションゲームとして仕上がっている。
もちろんXboxということで、迫力のあるエフェクト処理などこれまでのシリーズに比べ一段上のグラフィックに仕上がっている。また、背景なども駒か上が涸れており、その臨場感は計り知れない。なにより主役となるメックの使い込まれたリアリティは、「メック アサルト」を語る上で欠かせない。また、建造物や障害物を破壊していく爽快感もある。
バトルメックは、海外におけるロボットに対する指向が色濃く反映されたデザインなだけに、日本のロボットアニメなどに見慣れた多くのユーザーには野暮ったくうつるかもしれない。映画「エイリアン2 (AILIENS)」の最後に登場するパワーローダーなどを見れば、海外におけるロボットについての発想が同じであることがわかるだろう。現実の技術に立脚したリアリティ溢れるこのデザインが、海外では好まれるし、たまらない魅力なのだ。
そして「メック アサルト」において、そのデザインと共に重要なのが、Xbox Live対応である点が上げられる。対応プレイ人数は1人から2人だが、システムリンク、Xbox Liveで遊ぶ場合は8人となる。やはりXbox Liveで遊ぶことがメインと考えられる。「メック アサルト」ではチャットをキーボードで行なうなどの煩わしさはなく、すべてボイスコミュニケーションで行なわれる。世界の戦場では、英語でコミュニケーションしなければならないということだ。もちろん国内で戦っている間は特に問題はないのだが、世界には強豪がひしめいている。ゲームに慣れれば、武者修行のつもりでどんどん挑戦していくべきだろう。
何はともあれ、Xbox Liveにとって強力タイトルがついに発表されたことになる。先日行なわれた「Xbox Live Night 3.19」でもプレイ可能となっていたが、すでにメニュー周りなど日本語となっていた。順調に開発は進んでいるようなので、プレイできるまでもう少しの辛抱だろう。
【スクリーンショット】 | ||
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メックと呼ばれるメカに搭乗し、戦場を戦い抜く……かなり硬派なアクションゲーム。今回はXboxということで、とにかく特殊効果が凄まじい。また、背景の書き込みも美しく、例えばうっすらと見える巨大な衛星 (月?) など細かいところまで丁寧に描かれたグラフィックとなっている |
□Xboxのホームページ
http://xbox.jp/
□「メック アサルト」のページ
http://xbox.jp/software/mechassault/
□関連情報
【2002年11月18日】Xbox Live対応ソフト「MechAssault」レポート
~ プロダクト・マネジャーのAndrew Jenkins氏にインタビュー
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021118/xbox3.htm
(2002年4月18日)
[Reported by 船津稔]
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