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ガマニア、「巨商伝」を4月下旬よりβテスト開始
最新画像やイメージスチルなどを公開

4月下旬よりオープンβテスト開始

 株式会社ガマニア・デジタル・エンターテインメントは、2月に正式発表したMMORPGタイトル第2弾「巨商」を、日本展開するに当たって「巨商伝」と名を改め、4月下旬よりオープンβテストを開始すると発表した。現時点では開始日時については明らかにしていないが、公式サイトでは間もなく自由に情報交換のできるBBSが開設される予定となっている。

 「巨商伝」は、1590年代の東アジアを舞台にしたMMORPG。同社ではサブタイトルを「あきんどおんらいん」とし、ゲームジャンルを「MMOあきんどSRPG」としている。プレーヤーは利益にめざとい気質を備えた大商人のはしくれとして、東アジア全土を股にかけた交易の旅に勤しむことになる。

 ゲーム世界には日本、朝鮮、中国(台湾を含む)の3つのエリアがあり、それぞれが陸路もしくは海路で結ばれ、プレーヤーは傭兵を雇って隊商(キャラバン)を編成し、出身地方からさまざまな地方に足を踏み入れていくことになる。

 中国は工芸品が特産品で、シルクロードを通じて欧州中東の物資も手に入る。一方、日本は書籍や絹が特産品で、海軍都市が多く、船代も安いため、比較的低レベルでも海を渡れるなど、各国、各地域ごとに特産品や特質が異なり、日々リアルタイムで変貌する物価を睨みつつ、次の一手を考えていく。

 ゲームの目的は偉大な商人「巨商」になることだが、特段そういう位が用意されていてその取得を目指すわけではなく、お金稼ぎ、レベル上げ、お宝探しなど、プレーヤーが実際にやることは普通のMMORPGとあまり変わらないようだ。

 もっとも、商人ギルドや銀行に対する投資事業、隊商を丸ごと指揮するリアルタイム処理の戦闘システム、1,000種にもおよぶ膨大な交易品の数々、ミニゲームをプレイして小遣いを稼ぐアルバイトシステムなど、同作ならではのオリジナル要素も多く、βテストの開始が待ち遠しい限りだ。

マップは東アジア全域を1枚マップで表した「大マップ」、そして敵と戦う「戦場マップ」などがあるようだ

日本語版オリジナルのイメージイラスト。上段が日本人、下段が中国人。高杉晋作風の日本人男性を除いては、ちょっと商人というイメージではない

(c)2003 GAMANIA DIGITAL ENTERTAINMENT CO LTD., All Rights Reserved.

□ガマニア・デジタル・エンターテインメントのホームページ
http://www.gamania.co.jp/
□「巨商伝」公式ホームページ
http://www.gamania.co.jp/joyon/index.asp
□関連情報
【2月12日】ガマニア、MMORPG「巨商」を正式発表
中世アジアを舞台にした商人MMORPG
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030212/kyosyo.htm

(2003年3月31日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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