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スパイク、「侍~完全版~」を“the Best”で発売 |
価格:3,000円
株式会社スパイクは、自由度の高いシナリオで好評だったプレイステーション 2用アクションアドベンチャー「侍~Samurai~」をthe Best版で1月16日に3,000円で発売する。ただ単に廉価版で発売するだけでなく、海外版をベースに新規シナリオやムービーなど数多くの要素が追加されていて、一度遊んだ人でも楽しめる内容となっている。
「侍~Samurai~」は、ほぼ1年前の2002年2月7日に発売された。プレーヤーは明治時代を舞台に無名の侍となり、黒生家 (くろふけ) と赤玉党 (あかだまとう) の対立が続いている六骨峠で数々のドラマを繰り広げる。単になんでもできるといった自由度が高いだけでなく、刀を集めたり、技を覚えるといったコレクション的な楽しみ方も用意されていて、長く遊べることで好評だった。
今回発売されるベスト版では、チェルシーとともに鉄心を狙う「愛、ひとひら」、政府軍と井ノ頭の接触を描く「高飛車ポリスマン」をはじめ「明るい未来」、「黒生家団結!」、「高炉視察」、「赤ザコ、館へ」の6イベントが追加される。このほか7つのイベントにおいて変更が加えられ、それ以外のイベントにおいても細かく修正されていたり、カメラワークのクオリティアップが図られているという。
主人公モデルが追加されていたり、刀の追加、技の追加、削除などの調整なども行なわれている。ベスト版のベースは海外版であるため、日本語だけでなくメニューやセリフが英語になるモードもある。
インターフェイスの変更や難易度に“難しい”の追加、侍ポイントが偏差値ではなくポイント制になるなど、その変更点を挙げていくときりがない。これまで遊んだ人でも十分新鮮な気持ちで楽しめるだろう。ただし、残念なことに「侍~Samurai~」からデータを引き継ぐことはできない。
また、すでに「侍2」の制作が進められているが、この告知ムービーが収録されることも大きいだろう。ちなみに「侍」のプロモーションムービーも収録されている。評判は聞いていたけど悩んでいた人はこの機会にプレイしてみるといいだろう。
とにかく自由度の高い作品で、思う存分“侍”気分を味わうことができる。逆に敷居が高いとも言えるのだが、他のゲームでは味わえない魅力がある |
□スパイクのホームページ
http://www.spike-online.net/
□「侍」のホームページ
http://www.spike-online.net/samurai/
□アクワイアのページ
http://www.acquire.co.jp/
□アクワイアの「侍」のページ
http://www.acquire.co.jp/samurai/
□関連情報
【2002年2月5日】冴え渡る剣技と絡み合う人間模様、剣客ゲームの決定版!
「侍~SAMURAI~」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020205/sam.htm
(2003年1月14日)
[Reported by 船津稔]
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