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マイクロソフト、XboxLiveのベータプログラムアンケート一部公開 |
マイクロソフト株式会社は、Xboxのネットワークサービス「Xbox Live」のβテストを本日いっぱいで終了し、約6日間の準備期間を経て16日から本サービスに移行する。それにあわせてβテストのユーザーアンケート内容を一部公開した。
すでに11月15日から本サービスが開始されている米国においては、スターターキットが25万セット販売されており、そういった意味では軌道に乗っていると言える。また、日本に続き欧州では3月14日からサービスの開始が予定されており、真の意味でワールドワイドな展開となっていく。
公開されたアンケートでは当選者のうち85%がβキット到着後1週間以内にサインアップを済ませて、ゲームをプレイし始めたという。また、今回のβテスターのうち90%以上が「今後も積極的にXbox Liveを利用したい」と返答しているということから、ユーザーの満足度はそれなりに高いものと思われる。
Xbox Liveの優位性のひとつにボイスチャットが挙げられる。この件に関しても90%のユーザーの好評を得たとしており、コメントとして「離れた場所でプレイしている初めての対戦相手とでも、声で話ができると、幼なじみとプレイしているような安心感が出てくるのが不思議」とプレスリリースで紹介している。
16日の本サービスにおいて遊ぶことができるタイトルは、スターターキットにも収録される「ファンタシースターオンライン エピソード1&2」、「頭脳対戦ライブ」の2作品と、カプコンの「CAPCOM VS. SNK 2 EO」、マイクロソフトの「Whacked! ギリヤバ! 乱闘パーティーテレビ!」の計4作品。当初同時発売の予定だった作品などがずれ込み少々寂しいところだが、今後も対応タイトルが発売されていく。特に「ドラゴンクエストVIII」や「ダーククロニクル」の開発を行なっているレベルファイブが開発を担当している「トゥルーファンタジー ライブオンライン」には期待が集まっている。
やはり、こういった魅力あるコンテンツがどれだけ揃うかが勝負の鍵となるだろう。
Xboxの販売流通を担当しているハピネットは16日のサービス開始に合わせ、「Xbox Liveスターターキット」と「OCN ADSLサービス 12M (A)」のセット販売を行なうと発表した。
このセット販売に1月末日までに申し込むと、「Xbox Live訪問設定サポート」も無料で提供される (2月1日以降、または2回目以降は13,000円)。これはXbox Liveの導入に際してスプリッタ接続、ADSLモデム接続および設定、Xbox本体の接続、Xbox Live接続確認などを行なってくれるというもの。
販売対象は、Xbox本体とクレジットカード (VISA、MasterCard、AMEX、JCB) を所有していること。価格はXbox Liveの代金として6,800円がかかり、1月31日までに申し込めばADSL開通翌月から3カ月間の月額利用料金が1,970円となる (通常料金は3,580円)。このほかにはADSLモデム費用がレンタルで月額500円かかるほか、初期費用としてNTT東日本・西日本の契約料が800円、工事および回線使用料がタイプ1の場合173円/月が発生する。
□Xboxのページ
http://xbox.jp/
□「Xbox Live」のページ
http://xbox.jp/live/
□ニュースリリース
http://xbox.jp/news/xbox/x_release20030109.html
□ハピネットのページ
http://www.hap-net.com/
□ハピネットの販売に関するニュースリリース (PDF形式)
http://www.hap-net.com/news/2003/news20030108.pdf
□関連情報
【2002年12月12日】6. マイクロソフト「Xbox Live」接続検証結果を報告
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021212/xboxlive.htm
(2003年1月9日)
[Reported by 船津稔]
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