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本日発売! DCソフト |
価格:5,800円
何気なくチュートリアルが追加されている |
DC「ムサピィのチョコマーカー」は、アーケード向けにリリースされた同名タイトルをDCに移植したもの。DC版は、じっくり遊べるコンシューマ版ならではの新モード「1Pトライアル」が追加されている。
基本ルールをおさらいしておくと、「ムサピィのチョコマーカー」は、3次元空間に配置された四角いブロック(チョコ)をはさんで消していくファンタジー3次元パズル。ボスブロックひとつを残して、画面内にある他のチョコを全て消せばステージクリア。ボムチョコ、横ジャム、スライド、分断などのテクニックを使えば、いちどに大量のチョコが消せる。
ムサピィの面白さは、単にチョコを消していくだけではなく「ここぞ!」というポイントを見切ってチョコの山を寸断していく計画性と、成功したときの爽快感にある。なお、やってみると判るが、これは意外と地味な作業だったりする。なぜなら、ムサピィの足元に出現するチョコの色はランダム。目的のチョコが出るまで、ひたすら“捨てチョコ”を繰り返すことは、先々のステージにおける重要なテクニックのひとつなのだ。
これを、世のムサピスト(「ムサピィのチョコマーカー」をプレイし続ける人々)たちは麻雀に例えて“ツモ”などと称することも、あるとかないとか。ここで問題となるのは“ムダヅモ”の捨て場所だが、これは先に述べた“計画性”とも関連してくる。つまり「ココとココを寸断すればいい」とわかっているのなら、それ以外の場所は「ムダヅモ置き場」として利用すればいいわけだ。あとは、必要なチョコをツモるまでひたすらツモり続けるだけだ。
最初のうちは「あ、このチョコ……どこに置けばいいんだろ~!?」などとウロウロしがちだが、このゲームの場合は時間のムダ。悩むくらいなら、必要なチョコが出るまでボタンを押し続けたほうが効率がいい。このあたりの要領がわかってくれば、中級ステージあたりまでは楽にクリアできるはずだ。
なお、本作はコンシューマ版ということで「じっくりとムサりたい」人向けに、あまり時間を気にせず楽しめる「1Pトライアル」モードが追加された。これは、全42ステージから好きなものを選んで、制限時間300秒という有り余る時間のなかを、ただひたすらプレイするというもの。煮詰まったり、途中で抜けたいときはXとYボタンを同時に押せばいい。
アーケード版は、難易度が上がるほど“時間との戦い”で切迫しまくり、といった印象のあった「ムサピィ」だが、それが苦手だった人には、コンシューマ版の「1Pトライアル」モードをプレイしてみてほしい。ムダヅモを置くたびに、いちいち小うるさく注意してくるあの天使も、このモードでは一切出現しない。心ゆくまでプレイしていただきたい。
【スクリーンショット】 | ||
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オリジナルモードの選択画面。一番右が1Pトライアル | オプション選択画面。いたってシンプル | 1Pトライアルのステージ選択画面。全42ステージから好きなものをえらんでゆっくりプレイできる |
こちらはおなじみの1Pモード画面。だが、ステージがはじまった瞬間、ファンはとある違いに気付くはず | そう、各ステージに通し番号と名称が正式につけられたのだ。それにしても「三条院」とは一体…… |
プレイ中の画面は、1Pモードもアーケードモードも特に違いはない。ただし、世のムサピストたちは「アーケード」モードと「オリジナル」モードの真の違いに驚愕するはず |
□エコールのホームページ
http://e56.info/
□関連情報
【9月27日】ピックアップ アーケード「ムサピィのチョコマーカー」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020927/musa.htm
(2002年12月26日)
[Reported by 北村孝和]
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