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Korea Amuse World Game Expo 2002現地レポート

ユーザーサービス満点のGravityブースレポート
「ラグナロクオンライン」2003年以降の予定を発表

会期:12月12日〜15日

会場:COEX Pacific Hall

 今年、「ラグナロクオンライン」の正式サービスを韓国、日本、台湾の3カ国で開始し、いずれも有料会員数10万人突破という、アジア規模での大ヒットを記録したGravityは、今回も大きなステージを構え、即売エリアにコスプレ撮影エリアなど、ファンサービスに徹したブース構成だった。


■ 来年もますます大きな変貌を遂げる「ラグナロクオンライン」

台湾版の主題歌を熱唱する土屋亜有子さんとSun Woo Sungさん
ポラサービスコーナーは、各メーカーのコンパニオンさんに人気が集まった。仕事さぼりまくりである
 メインステージでは、約30分おきごとにダンスやクイズ大会など大小の催し物が行なわれ、さらに1日に3回、台湾版にのみ使用されている主題歌のライブも行なわれた。見てみて聞いてみてびっくりしたのだが、歌手は日本人の土屋亜有子さんで、歌詞も日本語なのだ。それを韓国のラグナロクファンが熱心に聞き、ステージを降りた彼女の元にはサインを求める人が群れをなすというワールドワイドな光景が繰り広げられた。

 さて、「ラグナロクオンライン」の2003年以降の構想内容については、14日の午後にメインブースで正式発表される予定となっているが、開発者に話を聞くことができたので、その内容をご紹介しておきたい。

 今回発表された内容は、大きくわけて「新しいエリアの追加」、「新しいゲームエンジンGFC 3.0の実装」、「新二次職の追加」、「ギルド機能の拡張」、「結婚システム」の5つ。以下、順を追ってご紹介していこう。なお、記載した実装時期は、いずれも韓国サーバーでの予定だが、日本での実装時期はそれからだいたい1カ月以内と見ていいようだ。

 新しいエリアは、現在韓国のサクライサーバーでテストが行なわれ、まもなくの実装が予定されているハッピークリスマス仕様のイベントパーク「ルティエ」をはじめ、洞窟の中にある島「コモド」、シュバルツバルド共和国の首都「ジューノ」の3つ。熱心なファンならピンと来たかもしれないが、コモドとジューノはすでに日本で「RAG-FES2」において発表されたエリアだ。

 ルティエは、楽しい施設で埋め尽くされた常設型のテーマパークで、外は常に雪が降っていて、クリスマス期間中はサンタからプレゼントがもらえる。中はおもちゃダンジョンになっていて、クリスマスの帽子を被ったポリンたちが出迎えてくれるといった内容。クリスマスのために造られたエリアだが、クリスマス以降も常設が予定されている。12月中旬実装予定。

 コモドはダンサーに転職可能な村で、洞窟の中にあるためいつも薄暗く、ギャンブルの可能なカジノ施設が存在する。実装時期は2003年1月。ジューノは、飛空艇が飛び、数多くの賢者が暮らしているなど、高度に技術の発達したシュバルツバルド共和国の首都。セージに転職可能な場所でもある。2003年3月実装予定。

【ルティエ】
韓国ではまもなく、日本でもクリスマス前に実装が予定されているルティエ。村の真ん中には巨大なクリスマスツリーがある

【コモド】
とある島に存在するダンサーの隠れ里コモド。トランプカードが屋根に張られているのがカジノ施設だろうか

【ジューノ】
重厚な石造りの建築物が目を引く賢者の都ジューノ。実装後は大いににぎわいそうだ

 続いて新しいゲームエンジンGFC 3.0の実装について。現在、同作で使われているゲームエンジンはGFC 2.0。正式サービス開始以来始めてコアのエンジンが入れ替わることになる。といっても見た目は、現状とほとんど変わらない。変更項目は主に環境エフェクトの追加で、具体的には、昼と夜の概念の追加、雨や雪などの天候の要素の追加、嵐やメテオストームなど自然災害の発生、フルポリゴンのボスモンスターの実装などとなっている。

 時間の概念が加わったことにより、街では時間帯に応じてNPCのセリフが変わったり、売っている商品が変化するという。天気は主にモンスターへの影響が大きく、天候によって性能が変わったり、特定の魔法が良く効くようになったりするようだ。また、夜だけ、雨の日だけ登場するモンスターなどもいるという。

 またボス戦では、フルポリゴンで描かれた3Dモンスターが登場する。フルポリゴンモンスターは例外なく強く、パーティープレイや、大勢の人数が協力しなければ倒せないようだ。GFC 3.0は、クリスマス村ルティエの追加に合わせてアップデートが行なわれるという。ただし、フルポリゴンモンスターは来年に入ってからサクライサーバーでテストが開始されるということで、実装はもう少しあとになるようだ。

【時間の経過】
時の移ろいを示した3カット。影の位置など細かい箇所に変更は見られない。ビジュアルの色合いの変化により、時間の経過を表していくようだ

【フルポリゴンモンスター】
フルポリゴンで描かれたボスモンスターとの死闘。これはデバッグモードを使っているためダメージ1だが、実際には高レベルプレーヤーがたばになって掛からないと勝てないようだ

 続いて新二次職(韓国では2-2次職という表現が使われている)について。新二次職は、日本ではすでに「RAG-FES 2」で公開済みだが、韓国ではこれが初公開となる。

 新二次職は、クルセイダー、アルケミスト、セージ、ローグ、モンク、ダンサー、バードの7職からなり、実装以後は、各一次職とも、既存の二次職と合わせて2種類の職業の中から希望の上級職を選択できるようになる。

 7職ともいままでにはない固有のスキルを複数備え、パーティプレイやソロプレイに新しい楽しみが提供されるという(どう変わるのかについては「遊んでからのお楽しみ」とのこと)。といってもこれらはあくまで二次職なので、クルセイダーがナイトよりも強い設定というわけではなく、既存の二次職とのバランスを考えた仕様になっているようだ。実装時期は2003年上半期。「Episode 2.0」の前にパッチでのアップデートとなるようだ。

【クルセイダー】

【アルケミスト】

【セージ】

【ローグ】

【モンク】

【バード&ダンサー】

結婚に関していまのところ公開されているのは、この新郎新婦の晴れ姿のみ
 そして今回、一番驚いたのが結婚システム。GMサポートによる披露宴、公共の地貸与、エンゲージリングの提供といった既存のMMORPGのそれとは次元の異なる、深くシステムに食い込んだ強烈な内容で、思わず「これは応募が殺到するのではないですか?」と聞いてしまったほど。ただ、現時点ではまだコンセプトのみにとどまる段階で、実装時期は来年としかわかっていない。

 結婚式を挙げる男女は、あらかじめ招待状を友人達に送り、特製のタキシードとウェディングドレスを着て、GMサポートのもとに教会で式を挙げることになる。その後、ふたりは特別なペコペコに乗ってハネムーンに出かけられるという(笑)。

 結婚したふたりは、アイテムお金とも共用になり、ふたり専用の倉庫が設けられる。また、カップル専用のチャットモードやワープ機能により、いつでも話したり会ったりすることができるという。さらに、カップルでパーティーを組んだ場合、通常のパーティー戦よりも大きな経験値ボーナスが得られるようになるという。まさに「ふたりだけのRO、これにて完成」といった印象である。

 出会いがあれば別れがあるということで、カップルの離婚も可能。GM管轄の裁判所に離婚届を出し、受理されれば離婚が成立する。状況によっては慰謝料を払う必要があるという。ちなみに、韓国サーバーでは国民登録番号の関係から、自分と同じ性別のキャラクタしか作成できないため、確実に異性と結婚できる。しかし、日本ではプレーヤーの性別とキャラクタの性別は必ずしも一致しない。これについてガンホーがどう運営していくのか、正式発表が待たれるところだ。

 ギルドシステムについては、主に攻城戦を実現するための機能強化で、GravityではこれをSiege Modeと呼んでいる。Siege Modeの対象となる都市はプロンテアをはじめとした大都市に限定され、攻撃側が防衛側に挑戦状を送ることで、何日の何時と時間指定され、その時間に専用フィールドを戦場に、集団PvPが行なわれる。

 この集団PvPでは、旗を取るか、生存者が多い方が勝ちというもので、HPが0になったキャラクタは敵陣の中にある牢獄に入れられるが、仲間が救出して再出撃することも可能という。戦いに勝利したギルドはその都市を納めることができ、都市から税金を取り、特製アイテムも得られるようになるようだ。

 また、攻城戦ではない、純粋なギルド戦争も行なえるが、これもやはり事前通告制で専用フィールドにて行なわれる。このため、いずれにしても平和な街中で魔法が飛び交い、ペコペコの群れが走り去るということはない。街で会ったら敵対ギルドといえども仲良くしなければならない。ちなみに街を獲得するとギルドのアジトが利用可能になる。細かい仕様は不明だが、サーバーでもっとも強いギルドは城をアジトにできるようだ。

 ちなみに日本で実装が心待ちにされているペットシステムについては、すでに韓国では実装済みで、みな高額で入手した捕獲機を手に、ポリンを初めとしたペット対象モンスターを追いかけ回す光景が見られるという。

 余談だが、韓国のペット事情についてもう少し触れておくと、モンスターを弱らせて捕獲に成功したからといってペットが入手できたわけではなく、その時点で発生するスロットゲームに勝ち、さらに卵化したペットをふか機で大事に育ててやる必要があるという。 ペット入手を思い立ってから、実際に自分の隣でポリンが可愛いしぐさをするまでに、総額にして20万〜30万ゼニーがかかるというが、アクセサリーを装備したペットたちは大変可愛らしいため、ペット入手に熱を上げるユーザーが後を絶たないということだ。ペットを飼う予定のユーザーは、いまからしっかりお金を貯めておいた方がいいだろう。

(C)2002 Gravity Corp. & Lee Myoungin, All Rrights Reserved

□Gravityのホームページ
http://www.gravity.co.kr/
□「ラグナロクオンライン」のホームページ
http://www.ragnarokonline.jp/
□関連情報
【9月30日】Gravity、「ラグナロクオンライン 1.5」を正式発表
クルセイダー、モンク、ダンサーなど新二次職を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020930/ragfes2.htm
【11月6日】ガンホー、「ラグナロクオンライン Episode1.5 -Attack of the Ancient」を正式発表 “ポリン”が飼えるペットシステムの導入などなど
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021106/ragna.htm
【11月7日】「ラグナロクオンライン」特別インタビュー
1.5以降のRO世界はどのような変貌を遂げるのか?
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021107/ragnarok.htm

(2002年12月14日)

[Reported by 中村聖司]


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