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EA、「シムシティ4」を1月16日発売 |
価格:7,980円
エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社は、人気シリーズ最新作「シムシティ4」を完全日本語化して1月16日に発売すると発表した。北米市場では1月14日の発売を予定しており、ほぼ同時発売となる。対応OSはWindows 98/Me/XPで、価格は7,980円。
「シムシティ4」は、言わずと知れた米国を代表するゲームクリエイターWill Wrightの代表作「シムシティ」シリーズの最新作。今ではどちらかというと、育成SLG「The Sims(日本語版「シムピープル」)のクリエイターとしてのほうが有名で、12月にはMMOタイプの「The Sims Online」も発売されるほどだが、「シムシティ4」は自作も含め過半数のゲームがオンライン化していくなかで、珍しくシングルプレイにこだわった純箱庭タイプのSLGだ。
シリーズ第4弾の最大の特徴は、新開発の3Dエンジン採用による、ダイナミックなゲーム世界の創造にある。シームレスなズームイン・ズームアウト機能や天災発生時のダイナミックな3D表現など、シリーズ新章突入といっても過言ではない、インタラクティブ性の高い内容に仕上がっている。
ゲームモードは、シリーズお馴染みの「市長モード」に加え、「ポピュラス」を彷彿とさせる「ゴッドモード」、そして自分の代理人を街に送り込んで生活させる「シムピーモード」の3つが用意されている。「市長モード」では、従来のシステムをベースに、より快適な都市造りに邁進していく。なお、今回は消防隊に指示を出すなどマネジメント要素もあるようだ。
新しいモードである「ゴッドモード」では、完成した都市に洪水や噴火、隕石といった大災害を発生させたり、土地を隆起させたり、陥没させたり、火山をこしらえたりなど、通常とはまったく逆の立場からプレイできる。「シムピーモード」では、作成したシム人を出来上がった都市の任意の地点に落とし、その中で生活を送らせるという内容で、都市に対して率直な意見を聞くことができる。将来的には「シムピープル」のキャラクタのインポートも可能になるようだ。
火山発生時にもくもく上がる煙や山岳部を移動する雲、放水車のホースから吹き出る水など、3D化されたことでこうしたエフェクトのクオリティが格段に向上している |
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□エレクトロニック・アーツ・スクウェアの公式サイト
http://japan.ea.com/
□「シムシティ4」の公式サイト
http://japan.ea.com/simcity4/
□関連情報
【5月10日】米Electronic Arts、「SimCity 4」を正式アナウンス
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020510/simcity4.htm
【5月24日】Electronic Entertainment Expo 2002現地レポート
「SimCity4」、「The Sims Online」、「PS2版The Sims」シムシリーズは怒涛の3連発展示
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020524/sim.htm
(2002年11月15日)
[Reported by 中村聖司]
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