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マイクロソフト、松本零士サイン会を開催 |
会場:東京ビッグサイト
マイクロソフト株式会社は、WPC EXPOの開幕に合わせて正式発表されたコンバットシミュレータ最新作「Combat Flight Simulator 3」のプロモーションの一環として、同作の広告イラストを担当した漫画家松本零士氏のサイン会を実施した。会場には松本氏を待ち受ける多くの来場者に加え、それと気づいた人が慌ててカメラ機能付き携帯を取り出す光景も数多く見られ、大いに賑わった1時間半となった。
ゆっくりとした語り口で質問に答えていた松本零士氏 |
サイン会の様子、30人の定員はすぐいっぱいになったそうだ |
一番にサインTシャツを獲得した来場者。朝から並んでいたという |
パソコンゲームについてどう捉えているかという質問に対して、「うちにはゲーム機がごろごろあって、日頃から若者たちがやってるわけですが、私が一番下手くそで、目的地まで行ったことがない。(フライトシミュレータでは)途中で撃墜されたり、レースゲームでは、車をすぐひっくり返してみたり、小さいときからやってる若者のほうがうまい。自分は、レーシングマシンや飛行機などは実際に外国で操縦した経験があるんですが、ゲームをやってみると、本物より難しいんです(笑)」とコメントした。
ゲームそのものに関しては、「年々、リアルになって、だんだん現実に近づいてきている。どうせなら体も一緒に動いてくれると生理的に対応が取りやすいし、おもしろくなるのではないかなあ」と自らの考えを披露。またリアルシミュレータについても触れ、「フライトシミュレータは、本物のマシンを操ったことがあるんですが、振動とかがリアルに体験できる。ちなみに戦車戦のシミュレータも実際にやったことがあるんですが、(ソ連の)T-62、3台を相手に(自衛隊の)74式で立ち向かって、2台はやっつけたんですが、3台目にやられてしまった。そのときの被弾の衝撃が、音響までそのとおりに伝わってくるんです。ゲームも今後そのような発展を遂げるのではないかという気がします」と興味いっぱいに語ってくれた。
その後、予定どおりサイン会に入り、サイン会終了後は、それだけシミュレータに興味がおありならというわけで、CFS3コーナーに設置してある体感機に試乗してみることになった。「おそらく離陸したらすぐ墜落するはずです」と謙遜気味ながら、やる気満々のご様子。
実際に搭乗してみると、予想どおり最初の3回は操縦桿の引き方が強すぎ、ぐるりと宙返りして真っ逆さまに地面に叩きつけられていたが、4回目以降は徐々に感覚を掴んだようで、安定して空を飛べるようになった。急上昇に急旋回、急降下と激しい動きがお好みのようだった。ちなみに愛機はスピットファイア Mk.IX型。
十分に操縦に慣れたところでスタッフが敵機を登場させると、もう完全に没頭状態に入り、撃墜されるたびに「もう1回だけ」と連戦を望み、帰りのハイヤーを待たせたまま、自由気ままに敵機を追い回していた。当初は5分、10分の予定だったらしいが、気づけば40分近くもプレイし続け、パイプ役の広告代理店とマイクロソフトスタッフの要請により、ようやくプレイを中断。松本氏はスタッフに背を押されるように早足で会場を後にした。
体感機に興じる松本氏。初プレイにしては飲み込みが早く、たちまち上達していった。時間があればいつまでもプレイし続けそうな熱中ぶりだった |
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□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/games/
□「コンバット フライト シミュレータ 3」のホームページ
http://www.microsoft.com/japan/games/cfs3/default.asp
□関連情報
【10月16日】マイクロソフト、年末発売のPC向け3タイトルを堂々発表
「Age of Mythology」、「Combat Flight Simulator 3」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20021016/wpcms.htm
(2002年10月17日)
[Reported by 中村聖司]
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