Xboxのネットワークシステム「Xbox Live」
ベータプログラムの参加募集を開始

9月5日 発表

 マイクロソフト株式会社は9月9日9時からXboxのネットワークシステム「Xbox Live」の限定ベータプログラムの参加者の募集を開始する。募集人数は5,000人で、募集期間は9月9日9時から10月22日24時まで。Xboxのオフィシャルサイトから応募することになり、期間中に申し込まれたユーザーの中から5,000人を抽選で選ぶ。購入はひとり1つとなっている。

 応募条件は、Xbox本体は当然として、ブロードバンド接続環境 (ナローバンドではゲーム接続時にはじかれてしまう) とメールアドレス、そしてクレジットカード (VISA、Master、AMEX、JCB) を持つ日本在住の成人に限られている。

 ベータプログラムは無料ではなく、6,800円で購入することとなる。この中にはXbox Liveの12カ月使用料金が含まれるのだが、使用料がかかるのは正式サービス稼働後なので、ベータ期間中のサービス利用料金は無料ということになる 。さらに有料コンテンツであっても料金は課金されない。

 「Xbox Live 限定ベータプログラム」には、サービスの目玉とされるボイスチャットなどに必要な「ボイスコミュニケータ」とベータプログラム特製パッケージ、オレンジ色のトランスルーセント特製メモリユニット、Xbox Live登録時に必要となるサービス利用番号、そして対応ソフトが収録される。
 収録タイトルは公表されていないが、同社広報によれば「複数のゲームが収録される予定で、現在最終選定に入っている」という。また、リリースによれば「ベータプログラム時のみ体験可能なオンラインゲームの提供」とあるが、これについては「ベータ期間が終わると遊べなくなる可能性」もあるという。ともあれ収録タイトルは現在未定となっているので、正式なタイトルの発表があるまでは詳しいことはわからないのが実状だ。
 ちなみに正式版には「ファンタシースターオンライン」が収録されることが決定している。ベータプログラム参加者は別途購入しなければならないのかというと、正式サービススタート時には正式版を送るという。

 今後のスケジュールとしては、10月26日に応募時に入力されたメールアドレスに抽選結果が連絡される予定となっている。その後ベータキットが11月中旬に送付される予定だ。米国でのスタートが11月15日であることを考えるとそれとほぼ同時期と考えられる。米国のスケジュールを考えると日本でもちょうど発売1周年に合わせて正式サービスが開始される公算が強まってきたと言えるだろう。

「Xbox Live 限定ベータプログラム」に収められているオレンジ色のトランスルーセント特製メモリユニット 「Xbox Live」のサービスにおける目玉とされるボイスコミュニケータ


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□Xboxのホームページ
http://xbox.jp/
□Xbox Liveのページ
http://xbox.jp/live/menu.html
□関連情報
【6月11日】日本におけるXbox Liveの展開について詳細が発表される
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020611/live01.htm

(2002年9月5日)

[Reported by 船津稔]

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