ガマニア、Windows用MMORPG「エターナルカオス」発表会を開催 |
株式会社ガマニアデジタルエンターテインメントは都内で記者会見を開催し、8月15日からβサービスを開始したMMORPG「エターナルカオス」の説明を行なった。ガマニアは台湾でネットワークゲームを制作、運営している会社。すでに台湾だけでなく韓国、中国などでもサービスを開始しており、このほど日本でもサービスをスタートさせる。
「エターナルカオス」はその第一弾となる作品で、台湾では「Laghim」という名前ですでにサービスがスタートしている。フィールドはフル3Dで描かれ、回転縮小はもちろん自由に行なえ、視点変更を行なうことができる。ヒューマン族、ブルカン族、カイリプトン族、エイディア族の4種族があり、それぞれ魔法が得意などの特徴がある。日本においてもすでにβテストが開始されていて、同社によればすでに10万アカウントが発行されたという。
ガマニアの日本における取締役であり開発部長の川村氏は、「家庭用ゲーム機産業は約6年ごとにプラットフォームが変わるが、それでも変わらないゲームの世界がネットワークの事態として訪れた」と説明。川村氏はこれまで「鉄拳」シリーズや「ソウルエッジ」など錚々たる作品を手がけてきた実績を持つ。「私はずっと (1対1ではなく) たくさんの人で格闘できればいいなと思っていた。このゲームでは格闘ではないが、フィールドで自由に遊ぶことができる。パッケージソフトにはない“みんな”で楽しめる新しいゲームだ」と語った。
課金を行なう時期についてCEOのアルバート・リュウ氏は「第4期に行なう予定で、すでに何月に行なうかは決まっているのだが、改めて発表したい」と明言は避けた。課金システムは同社の決済システム「GASH」を使用する。
発表会では「エターナルカオス」のイメージキャラクタをビビアン・スーが務めることが発表された。ビビアンはすでに台湾でプレイしたことがあるそうで「コンピュータは苦手だけど、スタッフといっしょに遊んでみた。大変面白く、現在レベル23くらい。弱いけどヘタじゃないでしょ?」とコメント。遊ぶときは自分の本名でアクセスしているそうで、「ネット上で本名を名乗ったら、笑われちゃった。日本でも本名でプレイするので、見つけたら遊んでください」とアピール。9月に開催される東京ゲームショウでは同社のブースに登場するという。
(2002年8月21日)
[Reported by 船津稔]
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