遊んでみました! つっこみ養成ギブス「ナイス★ツッコミ」
プレイ料金:1プレイ200円
●「ナイス★ツッコミ」のルール この「ナイス★ツッコミ」は、松竹芸能のタレント9組が披露するネタに、ツッコミ役として参加するゲーム。画面に表示されるテロップに対して、突っ込んだりあいづちを打ったりし、観客を沸かせて、ネタが終了した時点で規定人数に到達していればステージクリアという内容だ。
あいづちを打つにはペダルを踏み、突っ込むときには人形の胸、おでこ、後頭部の3箇所いずれかを「バシッ」と叩く。あいづちを打たねばならぬときテロップが緑に、突っ込まねばならないときはテロップが赤に変化する。実際に突っ込むタイミングはネタをよく聞いておかないとなかなか難しい。
さらに、相方のボケにのり、さらに突っ込む「のりツッコミ」も可能。本来突っ込むべき「赤」のタイミングであいづちをうって「のり」、次の赤のセリフで突っ込むのだ。このゲームの特筆すべきポイントは、つっこみそびれても、相方がちゃんとフォローしてくれるし、のりツッコミを入れてもちゃんと会話が成立するところ。 また、アイテムを使ったツッコミもできる。アイテムツッコミは観客動員数を一気に稼げるので、使いどころによっては大きな効果を生み出せる。ツッコミポイントで、「後頭部と胸を同時に叩く」ことでアイテムが使用できる。
●プレイのコツ まずは基本姿勢から。プロデュースを手がけたナムコのAMカンパニー AMクリエイターグループ・武田氏に実演してもらった。まず立ち姿勢。手を前に組むのは漫才の基本。足位置は、武田氏はあいづちのたびにペダルに足を移動させているという。記者は常にペダル上に足を置き、突っ込むときだけかかとを落とすやり方が一番楽だと感じた。それからツッコミ方。手の甲で胸を、手のひらで後頭部とおでこを軽く叩く。アイテム使用の時は左手で胸、右手で後頭部、というポジションになる。セリフを覚える前は、アイテムツッコミ以外は体を正面に向け、テロップを横目で見ながら突っ込む位置を確認してから突っ込もう。
コインを投入してスタートボタンを押すと、まずは1週目のチャレンジとなる。登場するコンビは計9組。ノルマは300人。2週目は350人、3週目は400人となる。ネタにはあいづちが多いもの、ツッコミが連続で来るものなどそれぞれ特徴があるが、0にならない限りは最後まで聞けるので、何度かプレイして、覚えやすいものを選んでみよう。
●「相方の心」を見てみよう ツッコミやあいづちなどのリアクションとして、画面左に「相方の心」が表示されているが、これが観客増減、そしてアイテムポイントの上昇結果などを示している。 まず、「つっこみかた」は、「アカン」、「ぼちぼち」、「イケてる」、「それちゃう」の4種類。これは、観客動員数に影響を及ぼす。最高は「イケてる」で、「ぼちぼち」はニュアンスとしてはOK、「それちゃう」はツッコミの種類が違うという具合。あいづち、ツッコミポイントに対してなにもしないと「ミス」になり、観客は20人も減ってしまう。 「タイミング」は、「はやすぎ」、「はやっ」、「OK」、「おそっ」、「おそすぎ」の5種類。こちらはアイテムゲージの上昇に寄与する。当然「OK」が一番で、早すぎても遅すぎても増加量は下がってしまう。 また、アイテムはレベルが設定されており、「ハリセン」、「金たらい」、「斧」、「手榴弾」、「スタンガン」の5種類が存在。「ハリセン」から順にレベルがあがっていき、「スタンガン」ではじつに125人も増加する。このアイテムによるツッコミをどこで使うかがヤマだが、個人的には1週目は使わずに稼ぎ、2週目で「スタンガン」まで持っていったらすぐ使い、3週目になるべくレベルの高いアイテムを使う、というのがクリアの早道のように思えた。
●決めろ!「ナイスつっこみ」 「つっこみかた」、「タイミング」いずれもバッチリだと「ナイスツッコミ」となり、「カキーン!」という効果音とともに画面がカットインする。これがことのほか気持ちよく、爽快感にあふれる。しかも、続けて「ナイスツッコミ」を連発するごとに、このカットイン画面が変わっていくのもまたうれしい。 最初のうちはネタを覚えることに意識を集中しがちだが、慣れたら「ナイスツッコミ」の連発を狙ってみよう。とても楽しいうえに、クリアが楽になる。1つのネタで数回「ナイスツッコミ」を出せるようになれば、クリアは目前といえるだろう。
●やりこみ要素もアリ! 新たなネタの追加にも期待 実はプレイして数回、ネタに笑ってしまってツッコミそびれ、ぜんぜん突っ込めなくて苦労した。いや、誰が悪いのではなく自分が悪いのだが。それと、思ったよりもやや早めに突っ込まないと「OK」にはならないので、やはりネタは覚えてプレイしたほうがいいだろう。 (C)NAMCO
□ナムコのホームページ (2002年7月19日) [Reported by 佐伯憲司] |
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