米Microsoft、「Halo」PC版の開発を正式アナウンス
価格:未定
「Halo」は、Xboxプラットフォームで唯一ミリオンセラーを達成したSFアクションシューティング。Xboxのパワフルな3D処理能力を最大限に生かした派手な3Dエフェクトと、1人称のゲーム視点による臨場感の高いガンアクションが最大の特徴。開発元はMicrosoftの有力ゲーム開発子会社のひとつBungie Softwareで、3Dリアルタイムストラテジー「Myth」シリーズなどの開発元として有名だ。 Bungie SoftwareはもともとMacintosh向けのゲームデベロッパーとして知られ、「Halo」も発表当時はMacintosh向けに発売が予定されていた。ところが、「Halo」の発表以後、Microsoftによる買収、Xboxの発表、そのフラッグシップゲームに「Halo」が選ばれるなど、当初のMacintosh版の話は立ち消えになっていた。 PC版「Halo」は、そうした一部のゲームファンの期待に応える作品であると同時に、Xbox版「Halo」でネックになっていたオンラインプレイのサポートという2重の意味が込められている。現時点では、マルチプレイがどの程度の規模になるのか、発売が予想されるXbox Live! 対応版「Halo」との相互接続の可否といったことについてはまったくの不明で、内容の詳細について後日公開するとしている。
現在、PC版「Halo」はWindowsとMacintoshの両方で開発が進められており、2003年夏に同時発売するとしている。発売時期が2003年夏と若干遅いのが気になるところで、同じく2003年に発売を予定している「DOOM III」のほか、2002年度内に発売される「Unreal II」、「Rainbow Six: Raven Shield」、「Deus EX 2: Invisible War」といったゲームメーカー大手の最新アクションシューティングに対抗できるだけの魅力を保てるのかどうか。ともあれ、今後の展開に注目したいところだ。
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□Microsoft Game Studiosのホームページ (2002年7月14日) [Reported by 中村聖司] |
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