社団法人コンピュータエンタテインメントソフトウェア協会（CESA）は、9月20日から22日まで幕針メッセで開催を予定しているゲーム関連の展示会「東京ゲームショウ2002」の開催概要を発表した。開場は10時から17時まで。入場料は、一般が当日1,200円で、小学生以下は無料。前売り入場券は、同社指定の窓口にて7月22日から販売が開始される。

　「東京ゲームショウ2002」は、国内最大級の一般ユーザー向けゲームイベント。昨年までは春と秋の年2回開催されていたが、CESAは、同系統のイベントがおおむね年1回開催であること、「世界一のコンピュータエンターテインメントショウの評判を一層確実なものにするため」というふたつの理由をもとに、今年から年1回で開催されることとなった。

　今年は、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントがプレイステーション 2向けのオンラインサービス「PlayStation BB」を開始したほか、株式会社スクウェアもPS2用オンライン専用RPG「ファイナルファンタジー XI」を発売。今秋にはマイクロソフト株式会社がXboxのオンラインゲームサービス「Xbox Live」の開始を予定しており、会場ではこうしたネットワークサービスやタイトルに関連する出展を多数目にすることができそうだ。

　出展予定社は、CESA会員が57社、非会員が17社の計74社。昨年開催された「東京ゲームショウ2001秋」の最終出展社数53を上回っている。現在発表されているメーカーのなかには、国内の有名メーカー各社にくわえ、台湾に本社を持つ「ガマニア デジタル エンターテイメント」、「韓国ゲーム産業開発院」、「フランス企業国際開発庁（ユビフランス）在日フランス大使館経済部」など、海外からの出展も目立っている。

【前売り入場券・販売窓口】

• チケットぴあ、CNプレイガイド、ローソンチケット、サークケイ、サンクス、JTB、JR東日本（みどりの窓口・びゅうプラザ）、一部のゲームソフト販売店

(2002年6月21日)

[Reported by 北村孝和]