プレイモア、アルゼ提訴の概要を発表株式会社プレイモアは、株式会社アルゼに対する提訴3件の概要を発表した。損害賠償請求額の合計は28億4,998万円。 プレイモアが大阪地方裁判所に提訴した3件は、同社が有する「クレージーレーサー」、「IRE-GUI」、「爆釣」といった登録商標や著作物を、アルゼがパチスロ機やプレイステーション 2用ソフトに無断使用して販売を継続しているというもの。 同社は、2001年10月30日の「株式会社SNK」破産宣告と同時に、SNKが所有する知的所有権を破産管財人から譲渡されている。入札にはアルゼも参加していたといい、このことから「SNKの商標権、著作権などを含む知的財産権の譲渡を受けていたことを、アルゼは知っていたはず(プレイモア)」としている。プレイモアは、譲渡日以降もアルゼが同社の登録商標や著作物を使用したパチスロ機やPS2用ソフトの販売を継続したことについて、損害賠償および販売差し止めなどを請求している。
PS2用ソフト「アルゼ王国6」については、発売日が譲渡日以降の12月だったこと、パッケージに当該機種が収録されていることを表示せず、隠し機種として情報をインターネットのゲーム関連サイトに流すなど発覚を引き伸ばすための手段を講じたとしており、こうした点について「悪質だ(プレイモア)」と非難している。
(2002年5月15日) [Reported by 北村孝和] |
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