★ピックアップ アーケード★

ライジンピンポン ~ ストリートタッキューバトル ~
連載:第2回

  • ジャンル:ストリートタッキューゲーム
  • 発売元:タイトー
  • 料金:1プレイ200円(コンティニュー100円)
  • 稼動日:3月下旬

【ゲームの内容】

 センサーが内蔵されたラケット型コントローラーを実際に振ってプレイする。ドライブ、カット、スマッシュ、左右の打ち分けが可能。ラリーの最中に球が光るとスペシャルショットが打てる。ひとり用モードは、「タッキューキング」を目指してCPUキャラクタとの試合を勝ち抜いていく。ふたり用モードは、上下画面分割で上が1P、下が2Pにわかれて対戦する。






「スペシャルショット」の謎に迫る!

 今回は、相手のコートに強烈な一撃を叩き込める「スペシャルショット」を中心にご紹介しよう。前回も説明したとおり、「ライジンピンポン」はラケット型コントローラー(ラケット)の振り方ひとつで、さまざまな打球を使い分けられる。ただし、「スマッシュ」と「スペシャルショット」はいつでも使える球種ではなく、打つためには“条件”が要る。

 「スマッシュ」は、相手が「スマッシュ」以外の打球を打ってきた場合のみ使える。つまり、「スマッシュ」を「スマッシュ」で打ち返すことはできないワケだ。成功すれば、直線的かつ素早い打球を打つことができる。

 「スペシャルショット」は、“赤く光った球”を「スマッシュ」、「ドライブ」、「カット」で打ち返すという条件が付く。球が光る条件は、一定数ラリーが続いた状態で棒球を返してしまった場合のみ。これは、画面にも大きく表示されるとおり“チャンスボール”であることを意味する。

「スマッシュ」、「スペシャルショット」ともに強力なショットだが、いつでも繰り出せる便利な打球ではない


「スペシャルショット」の性能

 「スペシャルショット」はキャラクタごとに内容が異なっているが、その系統は「スマッシュボール」、「変化球」のふたつに大別できる。いずれも、対CPU戦では高確率で空振りを誘うことができる強力なショットばかり。ここでは、各キャラクタごとの細かい違いをチェックしてみよう。

ライジ

 「タッキューキング」を倒すために突然家を出た兄フウジを連れ戻すため、ストリートタッキューの世界に身を投じる。中学、高校と卓球部に所属。見た目はアレだが、中身は負けず嫌いの江戸っ子。ややパワーが強く、ドライブ、カットともに平均的な能力を持つ。

 スペシャルショットは、ボールが炎に包まれる「ライジングファイヤー」。通常スマッシュの2倍の早さで相手コートに襲い掛かる。
【ライジングファイヤー】

ミッキー


 ライジの同級生。 高校時代のライジにあこがれて卓球を始める。アネゴ肌だが、ライジと一緒にタッキューバトルをできるのがうれしいという可愛らしい一面も。パワー、ドライブは平均的な能力だが、カットにやや秀でている。

 スペシャルショットは「バックスピンボール」。バウンドした直後、物凄いバックスピンでコートにとどまり、一瞬の間をおいて一気に跳ね上がる。
【バックスピンボール】

フウジ


 ライジの双子の兄で、現在の「タッキューキング」。喧嘩っ早いところや好物はライジと一緒。コンプレックスは、弟のライジよりも背が低いこと。タッキューをはじめたのはフウジが先。ライジ同様、パワーが強めで、ドライブ、カットの能力は平均的。

 スペシャルショットは、ボールが雷(イカヅチ)をともなうフウジンファイヤー。ライジ同様、通常スマッシュの2倍の早さを誇る。
【フウジンファイヤー】

ナナ


 16歳ながら、大人びたルックスと言動が魅力。小さな頃からタッキューバトルの英才教育を受けている。フウジがタッキューキングに戦いを挑む理由を知っている。カットは得意だが、パワー、ドライブの能力は平均的。

 スペシャルショットは、バウンドする直前に球が消える「メガマックス」。
【メガマックス】

ドラゴン


 見た目どおり“秀才肌”のおぼっちゃまキャラクタ。常に完璧を求めるエリート父親との間にトラブルが絶えず、タッキューバトルへの参加もそれが要因らしい。パワーとカットはピカイチだが、ドライブは超苦手。

 スペシャルショットは、ボールが渦を巻くような軌道を描く「シェンロンボール」。
【シェンロンボール】

キューキュー団


 謎のタッキュー組織「キューキュー団」の戦闘員を自称するものの、彼以外の構成員を見たという話を誰もきいたことがない。かなり謎に包まれたキャラクタ。パワーとカットは得意中の得意だが、ドライブに見るべきものはない。

 スペシャルショットは、蛇のような軌道を描いてボールが飛ぶ「スネイクボール」。ドラゴンのスペシャルショットに似ているが、こちらのほうが左右の変化が大きい。
【スネイクボール】

サイコ


 “コンプリートヒューマンタッキューマッスィーン”としてタッキューバトルに参加する謎の少女。が、その正体はキューキュー団に操られたフウジの彼女だったりする。卓球歴は浅いが、バツグンの運動神経と天然なノリ性格で相手を攪乱する。ややパワーはあるが、カット、ドライブの能力は平均的。

 スペシャルショットは、画面外にボールが消えるほど高い軌跡のロブを放つ「ラブラブロブ」。
【ラブラブロブ】

カイジ


 ライジとフウジの兄貴分といった存在。双子の兄弟が仲違いをしていることに心を痛めて「タッキューバトル」を仕組んだというもっぱらの噂。パワーとドライブがやや得意で、カットの能力は平均レベル。

 スペシャルショットは、ボールのバウンドをワンテンポ遅らせて相手を惑わす「ツインシザース」。
【ツインシザース】

ゴータン


 見た目はアレだが、実は身のこなしが素早い。普段は温厚な性格だが、「デブ」という言葉を耳にすると態度が豹変する。巨体を生かしたドライブが得意で、パワーは意外なことに平均レベル。カットがやや苦手。

 スペシャルショットは、身体を回転させた勢いでスピードボールを叩き込む「ローリングイリュージョン」。
【ローリングイリュージョン】

ヨロイ


 部下から疎まれているオヤジ警官。そんな彼は、ある思いを胸にタッキューギャング「king→ping」を結成してタッキューバトルを開催。初代「タッキューキング」となる。ドライブの威力は天下一品で、パワーもなかなかのレベル。ただしカットは超苦手。

 スペシャルショットは、大上段から刀を振り下ろすように繰り出される超スピードボール「一刀両断」。
【一刀両断】


■ 次回は試合を有利に進めるコツをご紹介!!


 スペシャルショットは強力な威力を誇るが、相手の返球が赤く光らないと打てないし、打ったところで100%決まるとは限らない。

 そのあたりも含め、次回はタッキューバトルを有利に進めるうえで知っておくと役に立つ、ちょっとしたコツをご紹介しよう。


(C)TAITO CORP.2001

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□製品情報
http://www.taito.co.jp/gm/raizin/
□関連情報
【3月15日】ピックアップ アーケード「ライジンピンポン~ストリートタッキューバトル~」第1回
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020315/taito.htm

(2002年3月22日)

[Reported by 北村孝和]

I
【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】


ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.