EAS、「ウルティマオンライン」の広帯域化を実施
日本サーバーをアバヴネットジャパンに移管
3月6日発表
アバヴネットジャパン株式会社は、エレクトロニック・アーツ・スクウェア株式会社が運営しているMMORPG「ウルティマオンライン」の日本サーバーを対象とした、コロケーションサービスを3月より提供すると発表した。
今回の措置は、昨年末の「Mugen」シャード(サーバー)の設置や、今年2月に発売された最新アドオン「ウルティマオンライン -ブラックソンの復讐-」の発売などによる、日本サーバーのトラフィックの急増に対応するもの。アバヴネットジャパンでは、「今回の契約により、より信頼性の高い、広帯域のネットワーク接続が提供できる」としている。
EASの発表によれば、現在「ウルティマオンライン」のアクティブユーザー数は全世界で24万人にもおよび、その3分の1以上が日本のサーバー(Yamato、Izumo、Wakoku、Hokuto、Asuka、Mizuho、Mugen)にアクセスしているという。米Electronic Artsは、EA.comプロジェクトの失敗などで、ネットワーク部門を中心に大規模なリストラを進行中だが、日本法人は本社の失速とは無関係に好調な印象だ。
□アバヴネットジャバンのホームページ
http://www.jp.above.net/
□エレクトロニック・アーツ・スクウェアのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□「ウルティマオンライン」のホームページ
http://www.jp.uo.com/
□関連情報
【2002年2月20日】西尾ゆきの海外ゲームレポート「ウルティマオンライン -ブラックソンの復讐-」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020220/yuki15.htm
【2002年10月15日】ウルティマオンライン、日本7つ目のシャード「Mugen」ハードコアルール適用で10月15日深夜より暫定稼働開始
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011015/mugen.htm
(2002年3月6日)
[Reported by 中村聖司]
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