マイピック、交易をモチーフにした経済SLG
「トレードエンパイア 完全日本語版」を5月23日に発売

5月23日

価格:8,980円

時代の経過に伴い、丁寧に書き換えられるグラフィックは非常に美しい
 株式会社マイピックは、人類の黎明期から19世紀までを交易を軸に描いた経済シミュレーションゲーム「トレード エンパイア」を完全日本語版で5月23日に発売する。対応OSはWindows 95/98/Me/XPで、価格は8,980円。

 「トレード エンパイア」は、交易という文明進化の一大要素を丁寧にゲーム化したリアルタイム制の経済シミュレーションゲーム。すべての基礎を交易所に置き、最初は村と村の物資交流から始まり、シルクロードや産業革命期のヨーロッパといった大規模な国家間交流などを経て、古代から近代までの交易通史を描く。

 ゲーム画面は2D見下ろし型で、2Dベースのリアルタイムストラテジーのような雰囲気だが、RTSのようにユニットを生産してマップ上を移動するわけではない。商人を雇い、交易路を引いたり、山岳地帯の鉱石源に採掘所を置いたりして、物流を自国の隅々にまで行き渡らせていくのが目的。敵として登場するのはやはり商人で、互いの物流ネットワークを駆使して、金銭的、あるいはシェア的に相手を壊滅に追い込んでいく。

 同作は2001年のE3で発表された時点では、Eidos Interactiveより発売される予定だったが、直前で契約が破棄され、最終的にTake2 Interactiveから発売されたタイトル。物理的な戦いをいっさい抜きにした歴史シミュレーションゲームという、今どき珍しいカテゴリに属する作品である。以前、英語版のDemoを紹介しているので、気になった人は試してみるといいだろう。

ゲームの展開は古代から近代までを一気にシミュレートするものではなく、特定の時代と場所を背景に、さまざまな条件を達成していくものになる

(C) 2002 Frog City Software, Inc.

□マイピックのホームページ
http://www.mediaquest.co.jp/
□「Trade Empires」のホームページ(英語)
http://www.take2games.co.uk/games/gamesdetail.php?id=82
□関連情報
【10月3日】「Trade Empires」英語版Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011003/demo1003.htm

(2002年3月4日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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