ソニー、2001年度第3四半期業績を発表 |
ゲーム部門の売上高は、円高の影響も考慮に入れると前年同期に比べ62.9%増加の3,831億5,900万円で、前年同期が139億4,400万円の営業損失を出したのに対して今回は664億1,000万円の営業利益を出している。理由としては「プレイステーション 2」のハードおよびソフトの両方において需要が好調であったことと、ハードのコストダウンが進んだことを挙げている。9日にソニー・コンピュータエンタテインメントが発表したとおり2001年12月の1カ月間で500万台のPS2を販売しており、現在最も好調なハードということができ、売上にも直接結びついている。
同時に発表されたハード、ソフトの台数や本数によれば、「PS One」および「プレイステーション」は前年同期が369万台だったのに対し今期は103万台で累計生産出荷台数は8,929万台となった。確実に減少傾向となっており、ソフトウェアも前年同期が5,400万台に対し、3,800万本で、累計8億4,000万本となった。
一方、プレイステーション 2は順調に数を伸ばしており、ハードウェアが前年同期の288万台に対し542万台となり、ソフトウェア1,690万本から5,270万本となっている。PS2用ソフトウェアの累計出荷本数は1億2,520万本となっている。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200201/02-001/
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/Events/2001/3q/
□関連情報
【2001年10月25日】ソニー、2001年度第2四半期連結業績を発表。海外でのPS2好調などを理由にゲーム部門は黒字転換
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011025/sony.htm
【1月9日】ソニー・コンピュータエンタテインメント、2001年12月の1カ月間で500万台のPS2を販売
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020109/scei.htm
(2002年1月25日)
[Reported by 船津稔]
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