フワフワねずみのXbox用アドベンチャー「ねずみくす」完成発表会 |
主題歌を歌う「Folder 5」 |
価格:6,800円
マイクロソフト株式会社はメディアビジョンが開発したXbox用アドベンチャーゲーム「ねずみくす」の完成発表会を開催した。「ねずみくす」は、なわばりに入り込んだネズミたちを探し出しやっつけていく。
主人公はねずみのアポロ。ヨーロッパの街に住むアポロ達だったが、行方不明になってしまった仲間を探し出す旅に出る。ところがアポロ達の住む街中にはヨソモノネズミ達が入り込みあちこちに潜んでいる。プレーヤーはアポロとなって仲間を探し出し群れをつくり、あちこちに潜んでいるヨソモノを見つけいかなければならない。
フィールドを移動しているとあちらこちらに敵が隠れている。簡単に見つかる場合もあるが、ギミックが仕掛けられていて、アタマを使わなければ発見することができないヨソモノネズミもいる。ネズミが潜んでいるなと思ったら「CHECK!!」というアイコンで怪しい部分を探ってみるとネズミたちやアイテムなどが登場する。ネズミたちは群れで行動しているので、プレーヤーは行動を支持することができる。例えば重いものを移動させなければならないときは、力持ちのネズミに行動を指示するといったパズルな要素も用意されている。
見つけると逃げていくヨソモノネズミもいるが、待ちかまえていて戦いを挑んでくるネズミもいる。その時は戦闘シーンに突入。群れ同士の戦いとなり敵味方入り乱れての戦いとなる。ここでも、仲間のネズミに対して指示を送ることができるので、自分で戦いながら的確に仲間に指示を送ることで戦局を有利に運ぶことができる。
ゲームには制限時間が設定されており、制限時間にクリアしなければならないが、制作を担当したプログラムマネージャの金丸義勝氏は「それほどシビアなものではなくイベントを楽しむ余裕は十分ある」と答えてくれた。また、ねずみくすはフィールドの中を自由に歩き回ることはできず、移動経路はある程度限られている (戦闘シーンは自由に動き回ることができる) 。フィールドを自由に歩き回りたい気がするがこの点に関して同氏は「『ねずみくす』のコンセプトのひとつに“見つける”というのがある。たとえば、観光バスに乗っていて『右手をごらんんください』と言われ、どれどれと言って探したりする感覚。これを実現するためには自由に歩き回ってその場所に行けたらコンセプトとは違ったゲームになってしまう。遠くからネズミや色々なものを発見させたかったから、このようなシステムとなった」とコメントしてくれた。
【スクリーンショット】 | ||
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TVCMで最後に流れる決めポーズ | ムービーシーンで主人公のアポロがアップになったところ | 主人公はねずみのため、街の中にもかかわらず我々とは違った視点で描かれる。とにかく何でもかんでも大きい |
戦闘シーンは敵味方入り乱れての戦いとなる。落ちているアメなどはアイテム類 | ねずみを見つけたらアイコンで“Check!!” |
この「Magical Eyes」は「ねずみくす」のTVCMにも使用される。TVCMには先日お伝えしたとおり空手の極真会館の選手の方々が出演してる。発表会では代表の緑健児氏も登場。回し蹴りを披露したほか、アポロへは「男は強くあれ! 男は正義であれ! 男はキュートでかわいくあれ!!」とエールを送った。
□マイクロソフトのホームページ
http://xbox.jp/
□「ねずみくす」のページ
http://xbox.jp/software/nezmix/
□関連情報
【1月7日】毛皮ふさふさなネズミたちが繰り広げるドタバタアドベンチャー
Xbox「ねずみくす」CM撮影風景を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020107/nezumi.htm
(2002年1月22日)
[Reported by 船津稔]
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