【東京ゲームショウ2001秋レポート】マイクロソフトのXBoxコスチュームがグランプリを受賞 |
グランプリを獲得したマイクロソフト |
会場:幕張メッセ
これがなければ、東京ゲームショウは締めくくれないと断言しましょう。今回も、最前列のかぶりつきから「輝け! ベストコスチューム in TOKYO GAME SHOW 2001 AUTUMN」をお届けします。「え? それなに?」というビギナー向けの解説ですが、出展各社が工夫を凝らしたコスチュームを一堂に集め、優秀作を表彰しようというもの。あまたある東京ゲームショウのステージイベントのなかでも、まさに伝統のイベントであります。
前回に引き続いて、ベストコスチュームの決定は来場者による投票を集計して行なわれました。開催初日から最終日の午後12時30分まで、会場内の2カ所で投票を実施。投票数が多かった順に、グランプリと準グランプリが表彰されます。
今回、見事にグランプリを獲得したのはマイクロソフト。いや、むしろXboxというべきでしょうか。なんといっても、ブースに配置した100人ものコンパニオンさんの数は圧倒的でした。さらに同ブースは実にオープンで、コンパニオンさんもゲーム画面も、基本的には写真もビデオも撮り放題(もちろんマナーは守ってね)。Xboxもコスチュームも大注目だったわけです。今回は、Xboxが初めてプレイアブル出展されたり、ゲームショウ史上最大規模のブースが話題になったりと、開催当初から主役の座を守り続けたXboxが、締めくくりに大きな賞をゲットすることになりました。
準グランプリは、NTT DoCoMoとアトラス(発表順)。個人的にはNTT DoCoMoが本命かしらん、と思っていたこともあって(Xboxは前回の準グランプリとほぼ同じデザインで臨んでいたので)、妥当なセンだと納得したのもつかの間、NTT DoCoMoが都合により(たぶん、自社ブースのステージと重なったため)表彰式を欠席するという事態になってしまいました。これはかなり残念です。総評したCESA事務局の白石氏によれば、準グランプリを獲得したアトラスもそうですが、人気のポイントはやはり「ヘソ出し」ではないかという、見たままズバリのコメント。確かに投票者の大半が男性来場者ですから……。そういう意味では、次回は投票者の性別にもこだわって、例えば「女性来場者にもっとも支持されたコスチューム」とかを選んでみるのも面白いかも知れません。ご検討ください、CESA事務局様。
個人的には、メガネっ娘萌えな人にはたまらなかったでしょうなぁ……といったナムコや(いや、ワタシは違うのですが)、紺色を基調に3パターンを揃えたNTT東日本などもよろしかったと思いますが、今回は残念ながら受賞されなかったということで掲載は控えさせていただいております。
前のステージが押したり、すべての表彰対象コスチュームがステージに揃わなかったこともあって、ちょっと表彰式自体の盛り上がりは控えめ。とはいえ、今回はエントリーも増えて15社になりました。次回の開催は、東京ゲームショウ同様に一年後になりますが、その分考える時間もたっぷり。出展各社さんのアイディアを絞った傑作コスチュームを期待しております。
(2001年10月14日)
[Reported by 矢作 晃 (akira-y@st.rim.or.jp)]
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