SCEI、スクウェアの第三者割当増資を全額引受け、第2株主に

10月9日 発表

 株式会社スクウェア及び株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEI) は、スクウェアが9日に実施する第三者割当増資をSCEIが全額引き受けると発表した。今回の件でSCEIはスクウェアの18.6%の株を取得したことになり、宮本雅史氏に次ぐ第2位の株主となった。

 スクウェアとSCEIは、ゲームがブロードバンド時代のコンテンツとして重要であるとしたうえで、ゲーム会社のブロードバンド対応と収益性の向上が重要としている。そうした中で今回のスクウェアの第三者割当増資をソニー・コンピュータエンタテインメントが全額引き受けることによって、スクウェアのオンライン指向が一段と強化されると思われる。
 リリースによれば、PSおよびPS2で今後継続的に「ファイナルファンタジー」シリーズをはじめとしたスクウェアのコンテンツが発表されれると共に、両社で協力してブロードバンド化に対応したネットワークゲームの開発を行なうとしている。

 スクウェアは新株式1,120万株発行し、SCEIはこれを約149億円で取得する。

□スクウェアのホームページ
http://game.watch.impress.co.jp/
□SCEIのホームページ
http://www.scei.co.jp/
□関連情報
【10月3日】スクウェア、映画「FINAL FANTASY」の不振により損失引当金を計上
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011003/ffmovie.htm

(2001年10月9日)

[Reported by 船津稔]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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