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5年目に突入のサクラ大戦歌謡ショウ「海神別荘」は今日が初日 |
場所:東京厚生年金会館
毎年、夏に開催されてきた帝国華撃団による「サクラ大戦歌謡ショウ」が今年も行なわれ、8月10日に初日を迎えた。18時の開演を前に午後いっぱいを使い通し稽古が行なわれ、その内容が記者をはじめとした関係者に披露された。
「サクラ大戦歌謡ショウ」はセガのゲーム「サクラ大戦」シリーズに登場する帝国華撃団のレビューを現実に再現したもの。今年の夏の公演でついに5年目を迎えた。作、演出、総合プロデューサーを務める広井王子氏は「今回が最後」といった雰囲気の発言をしたこともあるが、本日、記者団の前で「来年もやります」と宣言。ただし、「これまでと同じスタイルでは面白くないので、『第1回』と付くようなステージを行ないたい」と話していた。
ストーリーはこれから見る人のためにもここでは明らかにできないが、ステージは2部構成となっており、第1部は花組のメンバーの休暇の日に起こる珍事件を巡る顛末が描かれる。ゲストも豪華で、ラサール石井 (日替わりとなるため、島崎俊郎、清水よし子が出演する日もある) 、野沢那智、浪曲師の国本武春といったメンバーが並ぶ。
第2部では泉鏡花原作の「海神別荘」の舞台が花組によって行なわれる。こちらは一転して不思議で幻想的な舞台となっており、ラブストーリーとして印象的な結末を迎える。
もちろん最後はゲストも含めて全員で唄と踊りが披露され、大いに盛り上がる。
公演は18日まで開催されるので、もしかしたらまだ席が若干残っている日もあるかもしれないので、ゲームのファンならずとも足を運んでみてはいかがだろうか。
(2001年8月10日)
[Reported by 船津稔]
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