DC「カルドセプト セカンド」ブロードバンドアダプタ 使用時におけるルータ設定情報を公開
6月15日 発表
株式会社メディアファクトリーと有限会社大宮ソフトは、7月12日発売予定のドリームキャスト用ソフト「カルドセプト セカンド」のブロードバンドアダプタ(BbA)使用時におけるルータ設定についての情報を公開した。
「BbA」は、ドリームキャスト本体と接続することにより、常時接続の高速インターネット環境が利用可能になるというもの。BbAを利用して「カルドセプト セカンド」でネットワーク対戦を行なう場合は、ルータ設定が必要とされる場合があるという。
【ルータ設定が必要とされるケース】
「カルドセプト セカンド」ネット対戦で、インターネット接続後にエンダネス島内のフロアには行けるが、他の全セプターの名前表示部分右側に“<<”マークが表示されず、ゲームを開始することができない。またはゲームを開始すると「通信トラブル」と表示されて対戦できない
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■ネット対戦の必要事項
[プロバイダ]
- グローバルIPを持っていること。利用しているプロバイダからプライベートIPが割り当てられている場合は正常に動作しない
- プロバイダによっては、普段使わない特定の通信ポートを塞いでいるケースがあるため、UDPプロトコルのポート番号「50000」と「12079」が使用できるか否かを確認
[接続の確認]
- ひとつのルータにつきDC本体1台まで
[DC本体の設定]
- ルータのDHCP対象から外すため、固定IPアドレスに設定。「カルドセプト セカンド」内蔵ドリームパスポートを使用してIPアドレスとDNSを手動で入力
[ルータの設定]
- NAT/ポート変換機能を停止。もしくは静的IPマスカレードなどのポート変換固定機能を利用する
- UDPプロトコルのポート番号「50000」と「12079」を塞ぐフィルタを解除。ただし、解除対象をDC本体だけに設定しないと、外部からの不正アクセスを許すなどの不具合が生じるため注意が必要
「カルドセプトオフィシャルサイト」には、これらの設定に関する詳しい解説や、「YAMAHA RTA52i」を用いた設定例、ルーターメーカーのFAQページへのリンクなどが掲載されている。
なお、同社では「カルドセプト セカンド」をBbA正式対応としていないことから、オフィシャルサイト上に掲載したルータ設定が「カルドセプト セカンド」のネットワーク対戦における正常動作を保証するものではないとしている。
□大宮ソフトのホームページ
http://www.omiyasoft.com/
□カルドセプトオフィシャルサイト
http://www.culdcept.com
□セガ(ブロードバンド関連製品販売サイト)
http://www3.csi-msp.com/bbsite/
□ニュースリリース(BbA使用時におけるルーターの設定について)
http://www.culdcept.com/news/routerguide/
□製品情報
http://www.culdcept.com/intro/second.html
□関連情報
【6月8日】メディアファクトリー、DC「カルドセプト セカンド」ネットワーク対戦の料金体系が決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010608/mfac.htm
【5月30日】メディアファクトリー、DC「カルドセプト セカンド」カードデータがもらえる予約キャンペーンを実施
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010530/mfac.htm
【3月5日】通信対戦やVM経由のカード交換が可能 DC「カルドセプト セカンド」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010305/oomiya.htm
(2001年6月15日)
[Reported by 北村孝和]
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