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通信対戦やVM経由のカード交換が可能 |
制作発表会には「カルドセプト セカンド」に携わったクリエイターが集合 |
価格:6,800円
発表会場ではネットワーク対戦の実演が行なわれた |
「カルドセプト セカンド」は、'97年にセガサターンで発売された「カルドセプト」シリーズの最新作で、トレーディングカードゲームの「戦略性」とボードゲームの「多人数プレイ」の要素を併せ持ったゲーム。プレーヤーはゲーム中に集めたカードを「ブック」と呼ばれる制限枚数内で組立てながら、マップ上に配置された領地をカードを使って奪い合う。
カードの種類は、前作「カルドセプト エキスパンション」の360種類から全450種類以上に増加。単に新しいカードを追加しただけではなく、従来のカードもバランス調整のために各々の内容が見直されている。CPUキャラクタの思考ルーチンも強化されているが、こちらも単にAIをグレードアップするだけに止まらず、初心者プレーヤーの参考になるような戦略の組立てやカードの使い方をするよう作られている。また、RPG的なストーリー展開が導入されたことにより、前作では倒す相手でしかなかったCPUキャラクタにもストーリー的な色づけが施されている。
カードは全部で450種類以上。新カードはもちろんのこと、これまでのシリーズ作品に登場したカードもバランス面の見直しが行なわれている | 倒すだけの対象だったCPUキャラクタも、RPG的なストーリーの導入により存在感を増した |
「カルドセプト セカンド」では他プレーヤーとの同盟が可能。 |
他プレーヤーとチャットもできる。カルドセプト談義も楽しそうだ |
【スクリーンショット】 | ||
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なお、この製品発表会が行なわれた3月4日、プレイステーション版「カルドセプト エキスパンションプラス」発売記念、第2回公式大会「ALL JAPAN CEPTER`S CUP 2001」が開催された。
公式戦の会場には、1,000人以上の応募があった全国予選を勝ち抜いた約80名のセプターが集結。第1回公式大会の優勝者が準決勝で敗退する一幕も見受けられたが、決勝に駒を進めたのは以下の4名。「代々木の店長」こと「緒方 浩」氏以外は、なんと3名が同じ大学の将棋部に所属。名城大学将棋部のセプター名「ひげぶちょー」こと「三輪 敏春」氏が第2回公式全国大会の優勝を決めた。
順位 | セプター名 | 本名 |
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1位 | ・ひげぶちょー | ・三輪 敏春 |
2位 | ・あるふ | ・新美 良雄 |
3位 | ・代々木の店長 | ・緒方 浩 |
4位 | ・なおたか | ・青木 直飛 |
同社では「カルドセプト公式サイト」および登録会員数が1万人を超えるファンクラブ「セプター友の会」を中心にユーザー間のコミュニティ充実を図ると共に、今後このような公式大会を定期的に開催するとしている。
【公式全国大会の模様】 | ||
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会場に詰め掛けた約80名のセプターたち | 左写真は表彰式での入賞者4人(写真。最後は壇上4人の「カルドォ!」の合図に全員が「セプトォ!!」の掛け声でシメ(写真右) |
□大宮ソフトのホームページ
http://www.omiyasoft.com/
□カルドセプト公式サイト
http://www.culdcept.com/
□第2回公式大会・本戦実況中継
http://www.culdcept.com/taikai/zikyou2001.html
□製品情報
http://www.culdcept.com/intro/second.html
(2001年3月5日)
[Reported by 北村孝和]
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