Blizzard Entertainmentは、同社が運営する専用ゲームサーバー「battle.net」にAsia2 Realmを加え、本日より運営を開始したと発表した。また、公式サイト上では、今夏発売予定の「DIABLO II：LORD OF DESTRUCTION」のパッケージイラストを含む、多数の最新画像も公開された。

Druidが、Elemental系スキル“Volcano”を発動したところ

　アジア諸国ユーザーを対象にしたbattle.netサーバーは、「DIABLO II」の発売と同時に運営を開始したAsia Realmに続いて、これで2つめとなる。今回の措置は、サーバー設置国である韓国を始め、日本、台湾、香港といったアジア諸国全体での利用者数の増加に対応したものだ。サーバー負荷の直接の引き金となったのは、カプコンが年末に発売した日本語版とも言われているが、復帰組や新規組がどっと一気に押し寄せてくることが予想される「DIABLO II：LoD」の発売に備えるためという見方もできそうだ。

　一方、公式サイトの動きもE3の一月前にきて、急にあわただしくなってきた。同社は、E3で単独でブースを設けることを決定。出展は同作のほか「WARCRAFT III」などが予想されるが、いずれも発売を目前に控えているタイトルだけに、例年にない猛烈なやる気のほどが伺える。

Amazonの新しいBOW「HYDRA BOW」。ソケット数は5つ。場所はACT4のようだ

　さて、拡張キットのパッケージを飾るキャラクタは、「DIABLO II：LoD」の最終目的となる魔王バール。深紅のメイジローブをまとった半身像が描かれ、「DIABLO II」のパッケージに比べ、格段に風格が増した印象だ。

　今回新しく追加された最新画面は、Druid5カット、Assassin2カット、Amazon1カット。うち6カットは、同社がファンに向けて発信しているメールサービス「BLIZZARD INSIDER」で、同じシーンの大小2サイズの解像度による画像比較として公開されたもの。これさえ見れば800×600ドットの威力が一目でわかるようになっている。

　また、Amazonの画面では、彼女の得意武器Bowの新作が公開された。「HYDRA BOW」と名付けられたこのHell専用のエリートアイテムは、要求DEXが161、STRが134、レベルが74とかなりハイエンドな仕様。最大の特徴は、ソケットを5つ擁する点で、はめ込むアイテムの取り合わせにより、多用な使い方ができそうだ。

【スクリーンショット】

上が640×480ドット、下が800×600ドット表示画面。プレイフィールドが格段に広がっている

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□Blizzard Entertainmentのページ
http://www.blizzard.com/
□battle.netのページ
http://www.battle.net/
□「DIABLO II：LORD OF DESTRUCTION」製品情報ページ
http://www.blizzard.com/diablo2exp/
□関連情報
【4月1日】「DIABLO II：LORD OF DESTRUCTION」プロデューサーChris Millar特別インタビュー
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010401/lod.htm
□関連情報
【4月11日】BLIZZARD、「DIABLO II：LORD OF DESTRUCTION」の最新画面を公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010411/lod2.htm

(2001年4月18日)

[Reported by 中村聖司]